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「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」(成田市)
 本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「宗吾霊堂」で6月7日(日)〜28日(日)の期間開催されます「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」です。

 「成田市」は、「面積」約214平方km、「人口」は131839人(平成27年5月末日現在)で、「千葉県」の「北部中央」に位置する「中核都市」です。
 「成田市」の「北」は、とうとうと流れる「坂東太郎」・「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)をへだてて「茨城県」と接し、「西」は「県立自然公園」に指定されている「印旛沼」(2011年2月3日のブログ参照)、「東」は「香取市」と接しています。
 「成田市」の「西側」には「根木名川」、「東側」には「大須賀川」がながれ、それらを取り囲むように「広大」な「水田地帯」や「肥沃(ヒヨク)」な「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「畑地帯」が広がっています。

 「成田市」「北部」から「東部」にかけての「丘陵地」には「工業団地」や「ゴルフ場」が点在し、「南」には「日本の空の玄関口」(WORLD SKY GATE)・「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)があります。
 また「成田市」の「中心部」である「成田地区」は1000年以上の「歴史」がある「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「門前町」として栄え、毎年多くの「参拝者」で賑わいます。
 「成田市内」にはほかにも数多くの「寺社」が点在しており、「成田市」は、豊かな「水」と「緑」に囲まれ、「伝統的」な「姿」と「国際的」な「姿」が融和した「都市」として知られています。

 「成田市」は、平成18年(2006年)3月27日、「香取郡」「下総町」、「香取郡」「大栄町」の「2町」が合併し、新生「成田市」が誕生、「北総台地」(下総台地)の「中核都市」としてさらなる「飛躍」を果たしました。
 かつての「田園観光都市」「成田」は、「信仰のまち」としての「顔」と、「経済」、「文化」の「様々」な「分野」での「国際交流」の「拠点」として、「国際交流都市」の「顔」をもつ「まち」へと大きく変貌しています。

 「宗吾霊堂」(2010年12月23日のブログ参照)こと「鳴鐘山東勝寺」は、「宗吾様」の「名」で親しまれる「成田」の「古刹」で、9月「第1土・日曜日」に開催される「御待夜祭」(2013年9月6日・2012年8月30日・2011年8月31日のブログ参照)や、「成田」の「紫陽花の名所」(2011年6月11日のブログ参照)として知られています。
 「宗吾霊堂」の「開基」は古く、「桓武天皇」の時代、「征夷大将軍」・「坂上田村麻呂」が、「房総」を平定した時に、「戦没者供養」のために「宗吾霊堂」が「建立」されたといわれる「真言宗豊山派」の「寺院」です。
 「宗吾霊堂」は、江戸時代の「義民」「佐倉宗吾」(木内惣五郎)様が祀られている「お寺」ですが、「寺名」は上記のように「鳴鐘山東勝寺」と言います。
 ちなみに「佐倉宗吾」様は、江戸時代「佐倉藩」「藩主」の「苛政」を、「徳川四代将軍」の「徳川家綱」に直訴し、その結果「藩主」の「苛政」は納められたものの、直訴した「佐倉宗吾」様や、「一族」は「刑」に処されてしまったそうです。
 その後100年後、宝暦2年(1752年)、「佐倉藩」は、その「失政」を悔い、「佐倉宗吾」(木内惣五郎)の「名誉」を回復したそうで、「義民」・「佐倉宗吾」様の「霊」が祀られていることから「鳴鐘山東勝寺」は、「宗吾霊堂」または、「宗吾様」と広く呼ばれています。
 「成田」といえば、「成田山新勝寺」が「先」に思い浮かぶ「方」もいらっしゃると思いますが、「成田山新勝寺」は、「鳴鐘山東勝寺」より「新しい寺」という「意味」で、「新 勝 寺」という「名」がつけられているそうです。

 「宗吾霊堂」「大本堂」「裏手」には、7000株を数える「あじさい園」があります。
 「宗吾霊堂」「あじさい園」には、「在来アジサイ」をはじめ、「ガクアジサイ」、「柏葉アジサイ」など「様々」な「紫陽花(アジサイ)」が植えられています。

 「紫陽花」の「学名」ですが、「水の容器」という「意味」の「hydrangea」(ハイドランジア)。
 まさに「雨の季節」に「水」を湛(タタ)えて咲く「花の名」にぴったりで、「紫陽花」は6月から7月の「梅雨時」に、「青紫」から「赤紫」や、「白」などの美しい「花」を咲かせています。
 「紫陽花」は、移り行く「色」の「グラデーション」は大変美しく、「色」とりどりの「花々」は、「私たち」の「目」を楽しませてくれます。

 「宗吾霊堂」には、「柏葉アジサイ」が1000株以上植えられており、これだけ多くの「柏葉アジサイ」を見られる「場所」は少なく、白く輝くように咲く「柏葉アジサイ」の「花」は「私たち」を楽しませてくれています。
 「柏葉アジサイ」ですが、「柏の葉」に似た「葉」をもち、白い「花弁」が集まり、「鈴なり」に「花」をつけます。
 「柏葉アジサイ」の「花」は、「神楽」を舞う時に用いる「神楽鈴」にも似ており、「雨粒」にうたれると、「鈴」を鳴らすかのように、たおやかにゆれ動くそうです。
 「宗吾霊堂」では、「木々」の「間」からさす「木漏れ日」を感じ、柔らかな「土」の「感触」を楽しめ、訪れる「人々」に「安らぎ」を与えてくれる「時間」が流れ、「花」と、「緑」に包まれながら、「園内」をゆったりと「散策」される「方」が多く訪れています。

 「紫陽花」が咲き誇る「宗吾霊堂」では、6月7日(日)から6月28日(日)の「期間」「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」が催され、「期間中」の「各日曜日」には、「各種イベント」を開催するそうです。
 今年(2015年)で「10回目」を迎える「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」「期間中」の「イベント」ですが、「お茶会」、「演奏会」、「あじさいの販売」、「農産物の販売」、「さつきの展示・販売」となっています。
 なお、「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」ですが、「東日本大震災復興支援」として開催されるそうです。

 「お茶会」ですが、「宗吾霊堂」「旧客殿」での「お茶会」で、10時00分から15時00分(14時30分受付終了)まで行われる「催し」です。
 「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」「お茶会」では、「宗吾霊堂」「大本堂」での、「筝(ソウ)」・「尺八(シャクハチ)」や、「二胡(ニコ)」の「演奏」の「音色」も涼やかに、「本格的」な「抹茶」と、「お菓子」を「無料」でお召し上がりいただけるそうです。
 また「お茶会」ですが、はじめての「方」でも、お気軽に参加できるそうです。

 「お茶会」

 開催時間 10時00分〜15時00分(14時30分受付終了)

 開催場所 宗吾霊堂 旧客殿

 内容

  6月7日(日) 郡司 宗修 先生 (表千家)

 6月14日(日) 平山 宗洋 先生 (表千家)

 6月21日(日) 今枝 宗幸 先生 (裏千家)

 6月28日(日) 滝澤 宗理 先生 (石洲流 不昧派)

 「演奏会」ですが、「宗吾霊堂」「大本堂」で、11時00分からと、13時30分からの1日2回行われる「催し」です。
 「第10回宗吾霊堂紫陽花まつり」「演奏会」では、「初夏」の「風」を感じながら、「風流」な「演奏会」を楽しめ、「雅(ミヤビ)」な「音色」を堪能できるそうです。

 「演奏会」

 開催時間 11時00分〜 13時30分〜

 開催場所 宗吾霊堂 大本堂

  6月7日(日) 筝 清翔会・尺八 竹樹会

 6月14日(日) 筝 清翔会・尺八 竹樹会

 6月21日(日) 二胡 王霄峰

 6月28日(日) 二胡 王霄峰

 「あじさいの販売」ですが、6月7日(日)と、6月14日(日)(予定)に行われる「催し」です。
 「あじさいの販売」は、「鉢植え」のほか、「苗木」なども用意される予定となっており、「あじさい」がなくなり次第、「終了」となるそうです。

 「あじさいの販売」

  6月7日(日) 10時00分〜15時00分

 6月14日(日) 10時00分〜15時00分

 「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」ですが、10時00分から15時00分まで行われる「催し」です。
 「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」は、毎回「好評」の「催し」で、「地元」で採れた「新鮮」な「野菜」が並べられ、用意した「品物」が完売してしまうこともあるそうですので、お早めにお求めになることをお勧めしています。
 また「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」では、珍しい「紫陽花」や、「山野草」、「さつき」などが「展示」・「販売」され、「催し」は「宗吾さつき愛好会」の「皆様」によって「丹精」込めて育てられた「可憐」な「花々」をじっくりと楽しめるそうです。

 開催時間 10時00分〜15時00分

 開催場所 宗吾霊堂 境内設置のテント内

 内容

  6月7日(日) かとり3団体

 ・伊能歌舞伎米研究会
 ・大栄産直センター
 ・JAかとり大栄経済センター

 6月14日(日) まこも

 6月21日(日) 産直館

 6月28日(日) JA成田市農産物直売所

 「義民」「佐倉宗吾」(木内惣五郎)様を祀る「成田の古刹」「宗吾霊堂」で開催される「成田の花」「紫陽花」を愛でる「恒例」の「イベント」「宗吾霊堂紫陽花まつり」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「宗吾霊堂紫陽花まつり」詳細

 開催期間 6月7日(日)〜28日(日)

 開催会場 宗吾霊堂 成田市宗吾1-558

 問合わせ 成田市観光協会 0476-22-2102

 備考
 「成田市」では、「市制施行40周年」を「記念」して平成6年(1994年)4月、「誰も」が親しみやすく栽培しやすい「成田市」の「シンボル」となる「市の花」に「あじさい」を選定しています。
 「成田市」の「花」「あじさい」ですが、「宗吾霊堂」、「さくらの山公園」(2015年3月23日のブログ参照)のほか、「しもうさ七福神」(2012年1月18日のブログ参照)のひとつに選定されている「乗願寺」にも咲き誇っているそうです。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2642 |
| 地域情報::成田 | 10:17 AM |

 
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