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「御座船清祓式」(鹿嶋市)
 本日ご案内するのは、近隣市「鹿嶋市」「鹿島神宮」「大船津桟橋」で8月31日(日)に開催されます「御座船清祓式」です。

 「常陸国一宮」「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)は、「茨城県」「鹿嶋市」にある「神社」で、「全国」に約600社ある「鹿島神社」の「総本社」です。
 「鹿島神宮」は、「千葉県」「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)と合わせて「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)と呼ばれ、江戸時代から「東国三社めぐり」として「人気」があったそうで、「初詣」には、「全国」から60万人以上が参拝し、「初詣」の「参拝者数」では「茨城県」2位を誇ります。

 「鹿島神宮」は、「茨城県」「南東部」、「北浦」(2011年12月6日のブログ参照)と「鹿島灘(かしまなだ)」(2012年6月16日のブログ参照)に挟まれた「鹿島台地」上に鎮座し、「鹿島神宮」は、「伊勢神宮」・「香取神宮」とともに、「明治維新」前に「神宮」の「名称」を使用していた「三社」のうちの「一社」です。
 「鹿島神宮」の「御祭神」「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」(建御雷神)で、「鹿島神」という「一般名称」でも知られています。
 「武甕槌大神」ですが、「古事記」では、「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」が「軻遇突智(かぐつち)」の「首」を切り落とした際、「剣」についた「血」が「岩」に飛び散って生まれた「三神」のうちの「一柱」とされています。

 「鹿島神宮」では80以上もの「年中行事」の中では「祭頭祭」(2014年3月5日・2013年3月6日・2012年3月2日・2011年3月6日のブログ参照)、「神幸祭」(2013年8月26日・2012年8月26日のブログ参照)、また12年に一度「午年」ごとに行われる「式年御船祭(しきねんみふねまつり)」が特に「有名」で、今年(2014年)の9月1日(月)より「3日間」「式年御船祭」が行われます。
 また「式年御船祭」「前日」の8月31日(日)午後には「御座船清祓式」が執り行われます。

 「大船津」ですが、「鹿島神宮」「西」の「一之鳥居」の建つ「地」で、「大船津」は「水運」による「経済」や「文化」の「要衝」であると同時に「鹿島神宮」「参拝」の「玄関口」であり、江戸時代に「歌川廣重(歌川広重)」の「六十余州名所図會(ろくじゅうよしゅうめいしょずえ)」にも描かれ、「大船津一之鳥居」は「水上鳥居」として、その「景観」が親しまれていたそうです。
 「六十余州名所図會」は、「歌川廣重(歌川広重)」による「日本全国」の「名所」を描いた「浮世絵木版画」の「連作」です。
 「六十余州名所會」は、1854年(安政元年)から1856年(安政3年)にかけて制作された「廣重(広重)」「晩年」の「作」で、「五畿七道(ごきしちどう)」(畿内七道ともよばれる)の「68ヶ国」及び「江戸」からそれぞれ1枚ずつの「名所絵」69枚に、「目録」1枚を加えた全70枚からなる「名所図会」で、「全図」とも「画面」は「縦長」で、「前景」を大きく描き「遠近」を協調したり、「大胆」な「トリミング」を施すなど、「斬新」な「構図」がとられています。

 上記のように「武芸」や「立身」の「神様」として知られる「武甕槌大神」を祀り、「常陸国一之宮」として神代からその「名」を馳せてきた「鹿島神宮」では、「数々」の「祭礼」が催されますが、中でも十二年に一度、午年にのみ行われるのが、「式年御船祭」です。
 「式年御船祭」では、「鹿島神宮」「御祭神」「武甕槌大神」の「御分霊」を祀った「御神輿」を載せた「船団」が、「一の鳥居」をくぐって「千葉県」「香取市」「加藤洲」まで「水路」にて向かい、「水上」にて同じく「香取神宮」の「神職」を乗せた「船団」に「歓待」を受けた後に「鹿島」へと戻ってくる「絢爛豪華(けんらんごうか)」な「水上祭」です。

 「鹿島神宮」の「武甕槌大神」と「香取神宮」の「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」は「日本書紀」でも語られる「神話」の中にも登場し、共に「勇猛」な「武神」といわれています。
 「式年御船祭」では、古(いにしえ)の時代から深く「かかわり」のある「二柱」の「神」が、「水上」で再会」します。
 「式年御船祭」の「起源」ですが、「関東開拓」の「頃」にまでさかのぼる「由緒」ある「祭礼」で、本年、平成26年(2014年)8月31日(日)から「四日間」に渡って行われます。
 その「記念事業」の「第一号」として、平成25年(2013年)6月には「北浦湖上」に「大船津一之鳥居」が竣工されています。
 ちなみに「大船津一之鳥居」ですが、「新日鐵住金株式会社」「製」の「耐候性鋼材」が用いられており、「大船津一之鳥居」は、「川底」からの「高さ」18.5m、「幅」22.5mで「旧・鳥居」の約2.5倍という「壮大」な「鳥居」となっています。

 今回の「式年御船祭」を迎えるにあたり、古来通りの「水中鳥居」として建立された「一之鳥居」。
 普段、この「鳥居」を「間近」で見ることは難しいのですが、「式年御船祭」を迎えるにあたって、「鹿嶋市」では「陸上」から「鳥居」まで「桟橋」を完成させたそうです。
 「式年御船祭」では、「鹿島神宮」「御祭神」「武甕槌大神」の「御分霊」を載せた「御神輿」が、「朱塗り」の「立派」な「鳥居」をくぐって「陸路」から「湖上」へ出立する「姿」を「間近」で見ることができるそうです。

 「御座船清祓式(きよはらえしき)」ですが、上記のように「式年御船祭」に先駆け行われる「行事」で、8月31日(日)の午後に行われます。
 「御座船清祓式」の「内容」ですが、「龍頭」の「御座船」の「装飾」を終えて斎行されます。
 なお「式年御船祭」の「次第」ですが、下記の通りとなっています。

 8月31日(日)

 午後    御座船清祓式

 9月1日(月)

 午前10時  勅使参向式年祭

 午後8時  神幸祭

 9月2日(火)

 午前8時  行宮御発輿祭

 午前9時  御発船祭

 正午    香取神宮御迎祭

 午後1時  潮来河岸御発祭

 午後2時  御着船祭

 午後3時半 行宮御着輿祭

 9月3日(水)

 午前10時 行宮祭

 午後3時 還幸祭

 「日本屈指」の「神宮」「鹿島神宮」で十二年に一度しか「目」にすることができない「神事」「式年御船祭」の「一環」で催行される「御座船清祓式」。
 この機会に「鹿嶋市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 開催日時 8月31日(日) 午後

 開催会場 鹿島神宮 茨城県鹿嶋市宮中2306-1

 問合わせ 鹿島神宮 0299-82-1209

 備考
 「鹿島神宮」の「大船津一之鳥居」ですが、「水上鳥居」として「有名」な、「安芸」の「宮島」「厳島神社」の「大鳥居」(「高さ」16m)を上回る「日本一」の「水上鳥居」となっています。

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| 地域情報::鹿島 | 11:02 AM |

 
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