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「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」(東庄町)
 本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「千葉県立東庄県民の森」で8月9日(土)に開催されます「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」です。

 「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)
(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
 「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「緑」豊かな「自然」の中で、「テニス」が楽しめたり、厳(おごそ)かに「弓道」を楽しむことができます。

 「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は、100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」に「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
 「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」などがあります。

 「千葉県立東庄県民の森」「周辺」の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来しており、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめる「スポット」として知られています。
 「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)「潟湖」の「一部」でしたが、「椿海」「周辺」は江戸時代に干拓され、現在は「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。

 「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
 このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。

 「竹林」(たけばやし、ちくりん)は、「竹」で構成された「林」で、「竹藪」(竹薮、たけやぶ、たかやぶ)ともいい、古来、「日本人」の「生活」・「文化」に深くかかわってきました。

 「竹」は「地下茎」がよく「横」に這(は)い、随所から「地上」に「茎」を伸ばすため、多くの場合、ほぼ「単独種」からなる「群生」を作ります。
 これを一般に「竹林」といい、「竹」は「一般」の「樹木」とはその「姿」も「性格」も異なり、その「幹」は「丈夫」ではありますが、「肥大成長」をしないため、せいぜい「両手」に収まる「程度」の「太さ」のものが「一面」に並ぶため、「独自」の「景観」を作ります。
 「林床」には「竹の葉」だけが「一面」に広がりますが、「一般」の「樹木」の「葉」のように黒っぽくならないため、「竹林全体」がほの明るい「印象」となることが多いそうです。
 「日本」において、現在ではごく「普通」に見られる「竹林」ではありますが、「竹」はほぼ「全て」が「帰化植物」と考えられ、一部「種類」には「日本野生説」もありますが、ほとんどは「中国原産」だそうです。
 「笹」は「日本産」のものが多くあり、「地方変異」も数多く、「モウソウチク」を除く「種」の多くは、その「地域」でしか生育しないことが多いが、その「理由」は「不明」だそうです。

 「竹林」は、古くから「日本人」の「生活」・「産業」・「芸術」などに深い「関わり」を持ってきました。
 現在でも「郊外」などで、「平地」と「里山」を結ぶ「緩衝地帯」などに多くの「竹林」を見ることができます。
 「アジア圏」の多くの「国々」でも「竹」は「貴重」な「天然資源」として利用されていますが、「日本」では「庭園」を構成する「要素」のひとつとしても「重宝」されるなど、「竹林」の織り成す「景観」は「日本」の「風土」を「象徴」するもののひとつとなっており、特に「京都」の「寺院」や「郊外」の「景観」を形づくる「要素」のひとつとして大きな「比重」を担ってきました。
 「春」には「竹林」に入り、「筍」を掘るのは「日本の風物」のひとつであり、また、「日本画」、「水墨画」の「モチーフ」としてもしばしば用いられ、多くの「文人墨客」が「竹林」の持つ「独自」の「繊細」な「イメージ」から多くの「インスピレーション」を受けてきました。

 また「視覚」のみならず、「風」が「竹林」を通り抜ける際の「ざわめき」は「日本人」の「耳」には「心地」よく響き、「風情」を感じさせるものとして「俳句」や「和歌」などに歌われ、多くの「文学者」、「画家」などの「創造力」を刺激してきました。
 「旧・環境庁」の「残したい日本の音風景100選」(京の竹林)にも選ばれるなど「日本人」の「感性」を「象徴」するもののひとつともいえます。

 また「竹」は「旺盛」な「繁殖力」を持つため、「筍」から2から3ヶ月で「成竹」になってしまい、あっという間にその「土地」を覆い尽くし、「竹は切ることが植えること」ともいわれる「由縁」です。
 「竹」の「地下茎」は浅く、「地表付近」を「横」に這うように広がり、「地下茎」には「ヒゲ根」がびっしりと生えており、この「ヒゲ根」が「地面」をしっかりと保持するため、よく管理された「竹林」は優れた「防災効果」を上げてきました。
 古来、「竹林」を「背」にした「家」が多いのも「日本人」が「経験的」にそのことを知っていたからに他なりません。
 しかし、近年「外国産」の安い「筍」や「竹材」が輸入されるにともない、「竹林」の「経済性」が薄れたことや、「地主」の「高齢化」に伴い放置される「竹林」が増え、「問題」になっているそうです。
 ただ、この「防災機能」は「主」として「地震」などのことで、「地表」をしっかりと覆う「根茎」が「地面」を押さえるが、他方で「洪水」や「地滑り」に関してはあまり「効果」がないようで、これは「根」が深くは入り込まないためで、「大雨」の際には「斜面」の「竹林」はそれ「全体」が滑り落ちるような「崩れ方」をする「例」があるそうです。

 「流しそうめん」ですが、「竹製」の「樋(とい)」を使って「そうめん」を流し、「箸」で捕まえて「めんつゆ」等に食べる「夏の風物詩」とされているものです。
 「流しそうめん」は、「鹿児島県」や「宮崎県」の「一部」で「一般的」な「回転式」のものは「そうめん流し」ともいい、「そうめん流し」は「宮崎県」の「高千穂峡」(1959年創業)ならびに「鹿児島県」「指宿市」「唐船峡」(1962年創業)が「発祥地」で、「観光施設」があります。
 また、「円卓テーブル」上で「円環」する「樋」に「そうめん」を流して食べる「形式」の「食事施設」も「鹿児島県」内「各地」に「複数」存在します。

 「流しそうめん」「自体」は「商業化」「以前」から「南九州」で行われていたとされていますが、古い「記録」では以下のものがあります。
 江戸時代の「琉球」(沖縄県)は「薩摩藩」の「支配下」にあり、「薩摩」の「出先機関」の「在番奉行所」の「役人」への「接待」のうち、「那覇湾」の「一角」に「崖上」から「落下」する「清冽」な「泉流」の「上源」から「そうめん」を流し、「中途」ですくって食べるのが、「在番奉行衆」の「夏」の「遊興」の「一番」の「楽しみ」であったと伝えられています。
 「流しそうめん」ですが、「夏」の「キャンプ」などでの「イベント」として行われることもあり、また、「家庭用」に「電動」で「流水」を作る「流しそうめん機」が「製造」・「販売」されています。

 「竹林整備と流しそうめん」ですが、「千葉県立東庄県民の森」で行われる「里山の仕事体験」で、8月9日(土)に開催されます。
 「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」の「受付場所」ですが、「東庄県民の森管理事務所」で9時00分から「受付」をし、9時30分から「体験教室」を行うそうです。
 「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」の「実施内容」ですが、「竹林」にて「竹」を採り、「竹」の「器」などを作り、「自分達」で作った「竹器」で、「流しそうめん」を食べるという「内容」となっています。
 「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」の「参加費」は「お一人」300円(材料費含む)となっており、「募集定員」ですが、20名程度(電話予約受付順)となっています。
 なお「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」に参加される「方」は、汚れてもよい「服装」での「参加」を呼びかけており、「軍手」「持参」をお願いしています。

 「新緑」が美しい「千葉県立東庄県民の森」で開催される「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」詳細

 開催日時 8月9日(土) 9時半〜12時頃

 開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南639

 問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393

 備考
 「里山の仕事体験」「竹林整備と流しそうめん」ですが、「雨天」の場合「中止」となるそうです。

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| 地域情報::香取 | 10:59 AM |

 
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