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「犬吠埼灯台点灯140周年」「犬吠埼灯台海の日特別公開」(銚子市)
 本日ご紹介するのは、地元「銚子市」の「シンボル」「犬吠埼灯台」の「犬吠埼灯台点灯140周年」、「犬吠埼灯台海の日特別公開」です。

 「銚子市」(2010年9月20日のブログ参照)は、1933年(昭和8年)2月11日、「銚子町」、「本銚子町」、「西銚子町」、「豊浦村」の「3町1村」が合併し、「全国」で116番目、「千葉県」では「県庁所在地」「千葉市」に次いで2番目の「市」として誕生しました。
 その後、「銚子市」は、1937年(昭和12年)に「高神村」、「海上村」、1954年(昭和29年)に「船木村」、「椎柴村」、1955年(昭和30年)に「豊里村」、1956年(昭和31年)に「豊岡村」と順次合併し、発展してきました。

 「銚子市」は、三方を「水」に囲まれ、「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)河口から「君ヶ浜」(2011年6月1日のブログ参照)、「犬吠埼」(2012年4月16日のブログ参照)、「屏風ヶ浦(びょうぶがうら)」(2012年5月20日のブログ参照)に至る「海岸線」は、「砂浜」あり、「断崖絶壁(だんがいぜっぺき)」ありと、「変化」に富んだ「雄大」な「景観美」を織り成しています。
 また「銚子市」は「全国屈指」の「水揚げ量」を誇る「銚子漁港」(2012年1月24日のブログ参照)、「歴史」と「伝統」を実感できる「醤油工場」(2010年12月20日・12月8日・12月6日のブログ参照)、さらには、これらの「産業基盤」から産出される「豊富」で「新鮮」な「食材」や「特産品」を備えるなど、多くの「地域資源」に恵まれた「魅力」あふれる「まち」です。

 「犬吠埼」は、「関東平野」の「最東端」、「太平洋」に突出する「岬」で、「銚子市」の「利根川」の「河口」近くに位置し、「岬」には「世界灯台100選」にも選ばれています「犬吠埼灯台」が屹立しています。
 また「犬吠埼」付近一帯は、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)に含まれる「景勝地」で、その「風光明媚(ふうこうめいび)」な「海岸線」は、かつて「数々」の「文人」・「墨客」が訪れ、「魅了」されており、「犬吠埼」には「高浜虚子」、「国木田独歩」(2011年6月20日のブログ参照)、「佐藤春夫」などの「歌碑」、「詩碑」が立っています。

 「犬吠埼」「沿岸」には「遊歩道」が設けられており、「犬吠埼」「北側」は古くから「関東舞子」と呼び親しまれ、「日本の渚百選」にも選ばれている「君ヶ浜」(君ヶ浜しおさい公園)があり、「国土地理院」では「君ヶ浜」(東経140度52分21秒)を「関東」および「千葉県」の「最東端」としています。
 「犬吠埼」は、「富士山」のような「高地」や「離島」を除けば、「日本国内」で最も早い「初日の出」を拝むことができる「スポット」として知られています。

 「犬吠埼灯台」は、「銚子市」の「はずれ」「犬吠埼」の「突端」に立つ「灯台」です。
 上記のように「犬吠埼灯台」周辺は「水郷筑波国定公園」の一部となっており、「太平洋」を望む「景勝地」です。
 「犬吠埼灯台」は、現在も稼動している「船舶」の「航行目標」「航路標識」で、その「外観」や「塔光」によって「位置」を示す「光波標識」の中の「夜標」として活躍しており、「犬吠」はもとより「銚子市」の「象徴」として認識されています。

 「犬吠埼灯台」は、「日本」を代表する「灯台」のひとつで「歴史的文化的価値」が高く、「Aランク」の「保存灯台」ともなっており、「犬吠埼灯台」は、「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれています。
 また、「犬吠埼灯台」は、2010年(平成22年)5月20日に「国」の「登録有形文化財」にも登録され、また「犬吠埼灯台」は「最大」の「第1等レンズ」を使用した「第1等灯台」であり、「第1等灯台」は「日本」に6つしかないそうです。
 (「文化財登録原簿」へは4月28日に登録され、5月20日に「官報告示」)

 「犬吠埼灯台」の「敷地内」には、2002年(平成14年)3月20日に開館した「犬吠埼灯台資料展示館」もあり、この「灯台」の「歴史」、「機能」・「役割」などを学べ、「初代犬吠埼灯台レンズ」(フレネル式第1等8面閃光レンズ)をはじめ、「貴重」な「資料」が多数展示されています。
 「銚子市(犬吠埼)のシンボル」「犬吠埼灯台」の「管轄」は、「日本」の「海」を守り続ける「海上保安庁」「第三管区保安本部」が「管轄」しています。

 「海の日」ですが、「日本」の「国民の祝日」のひとつで、「日付」は「7月」の「第3日曜日」です。
 「海の日」は、1995年(平成7年)に制定され、1996年(平成8年)から施行された「日本」の「国民の祝日」のひとつであり、「制定当初」は7月20日であったそうです。
 その後、2003年(平成15年)の「祝日法改正」(ハッピーマンデー制度)により、「7月」の「第3日曜日」となりました。

 「国民の祝日に関する法律」(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)「第2条」では、

 「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」

 ことを「趣旨」としています。
 「国土交通省」の「文書」の「記述」などによるますと

 「世界の国々の中で「海の日」を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」

 といわれています。

 2007年(平成19年)に制定されました「海洋基本法」「第13条」ですが、

 「国及び地方公共団体は、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)第2条に規定する海の日において、国民の間に広く海洋についての理解と関心を深めるような行事が実施されるよう勤めなければならない。」

 と「海の日」の「行事」について定めています。
 「海の日」が制定された1996年(平成8年)以降、7月20日から7月31日までの「12日間」を「海の旬間(じゅんかん)」とし、「国土交通省」「海事局」が「中心」となり、「地方公共団体」、「海事関係団体」などとともに、「海事思想」の「普及」のための「活動」を実施してきました。
 2003年(平成15年)以降は、「海の日」の「三連休化」に伴い「旬間」を「月間化」し、広く「国民」に「海」に対する「理解」と「認識」を高めてもらうために、「海の日」を含む7月1日から31日までの「1ヶ月間」を「海の月間」を定めました。
 「国土交通省」「海事局」が「中心」となり、「関係省庁」、「地方公共団体」、「海事関係団体」などとともに、「海フェスタ」を始め、「全国各地」で行われている「海」に関する「各種」「様々」な「イベント」の「紹介」を行っています。

 「当地」「銚子市」では、「7月20日」の「海の日」にちなみ、7月20日(日)9時30分から15時30分まで「国登録有形文化財」「登録」の「犬吠埼灯台」を「特別公開」しています。
 「犬吠埼灯台海の日特別公開」では、「犬吠埼灯台」の中を「自由」に「見学」ができ、「拝観料」が「無料」となるそうです。
 なお「犬吠埼灯台海の日特別公開」ですが、「気象状況」や「海難」等により「中止」になる「場合」もあるそうですので、ご注意下さい。
 また「犬吠埼灯台海の日特別公開」の行われる「犬吠埼灯台」「周辺」では、「行事」と同時に「銚子音楽祭2014in犬吠埼灯台」が開催されます。

 今年(2014年)で「140年」を迎える「日本の灯台50選」、「世界の灯台100選」に選ばれ、「国登録有形文化財」に登録されている「銚子のシンボル」「犬吠埼灯台」。
 「国登録有形文化財」「犬吠埼灯台」を「無料」で「公開」する「海の日」の「特別企画」「犬吠埼灯台海の日特別公開」。
 この機会に「銚子市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「犬吠埼灯台」「概要」(データ)

 位置   北緯 35度42分28秒
      東経 140度52分07秒

 所在地  銚子市犬吠埼9576

 塗色構造 白色 塔形 煉瓦造り

 レンズ  1等フレネル式

 等質   単閃白光 毎15秒に1閃光

 実効光度 110万カンデラ

 光達距離 19.5海里(約36km)

 明弧   169度から65度まで

 高さ   地上から頭頂まで31.30m
      平均海面から灯火まで51.80m

 初点灯  1874年(明治7年)11月15日

 管轄   海上保安庁 銚子海上保安部

 「犬吠埼灯台海の日特別公開」詳細

 開催日時 7月20日(日) 9時半〜15時半

 所在地  銚子市犬吠埼9576

 問合わせ 銚子海上保安部交通課 0479-24-6685

 備考
 「海の日」ですが、「祝日化」される前は「海の記念日」という「記念日」であったそうです。
 「海の記念日」ですが、1876年(明治9年)、「明治天皇」の「東北地方巡幸」の際、それまでの「軍艦」ではなく「灯台巡視」の「汽船」「明治丸」によって「航海」をし、「7月20日」に「横浜港」に帰着したことにちなみ、1941年(昭和16年)に「逓信大臣」「村田省蔵」氏の「提唱」により制定されました。
 「明治丸」はその後、「東京商船学校」(現「東京海洋大学」)の「練習船」として使用され、現在は「東京海洋大学」「越中島キャンパス」に保存されているそうです。



















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| 地域情報::銚子 | 10:52 AM |

 
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