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「七夕飾り・木工クラフト」(東庄町)
 本日ご紹介するのは、となりまち「東庄町」「千葉県立東庄県民の森」で6月29日(日)〜7月7日(月)の期間開催されます「七夕飾り・木工クラフト」です。

 「千葉県立東庄県民の森」(2011年4月22日のブログ参照)は、「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)(2012年7月10日のブログ参照)にあり、「自然環境」の豊かなところにあります。
 「千葉県立東庄県民の森」内には、「硬式用テニスコート」が3面、「5人立て専用」の「弓道場」があり、「緑」豊かな「自然」の中で、「テニス」が楽しめたり、厳(おごそ)かに「弓道」を楽しむことができます。

 「千葉県立東庄県民の森」の「区域面積」は、100ha(ヘクタール)で、「千葉県」の「北部」を流れる「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)に近く、上記のように「緑」豊かな「下総台地」(北総台地)にあって、「眼下」にあって「干潟八万石」の「大水田地帯」や遠く「九十九里浜」(九十九里海岸)(2012年5月11日のブログ参照)を望むことができます。
 「千葉県立東庄県民の森」には、「芝生広場」、「湿地植物園」、「水鳥観察舎」などもあり、その他にも「森林館」(管理事務所)、「ふるさと館」、「展望台」、「フィールドアスレチック」、「水鳥広場」、「お花見広場」、「森の教室」、「花しょうぶ園」、「樹木園」、「見晴し台」などがあります。

 「千葉県立東庄県民の森」「周辺」の「夏目堰」は、「カモ」や「白鳥」などの「水鳥」が多数飛来しており、「千葉県立東庄県民の森」「水鳥観察舎」からも「観察」ができるので、「四季折々」の「バードウォッチング」が楽しめる「スポット」として知られています。
 「夏目堰」は、もとは「椿海」(2011年4月17日のブログ参照)「潟湖」の「一部」でしたが、「椿海」「周辺」は江戸時代に干拓され、現在は「干潟八万石」といわれる「大水田地帯」になっています。

 「千葉県立東庄県民の森」は、「県土」の「自然」を守り、多くの「県民」が「森林」と親しみ、「森林」を知り、その「恵み」を受けながら、「自然」と共に生きる「心」の「創造」を目指して造られたものです。
 このため「千葉県立東庄県民の森」は、「森林」での「学習」、「レクリエーション」、「スポーツ」、「文化活動」、「林業体験」など、「森林」の「総合利用」を図る「施設」として整備されています。

 「別名」「笹の節供」「星祭り」といわれる「七夕」は、江戸時代に「五節供」のひとつに定められ、今でも広く親しまれています。
 「七夕」といえば、どことなく「ロマンチック」に感じますが、その「由来」を紐解いてみると、「色々」な「文化」が結びついています。
 「七夕」の「由来」は、「織姫」・「彦星」の「星物語」から始まります。
 「ロマンチック」な「織姫」・「彦星」の「星物語」ですが、下記の通りとなっています。

 天の川の西岸に織姫という姫君が住んでいました。
 織姫は機織(はたお)りの名手で、美しい布を織り上げては父親である天帝を大変喜ばしておりました。
 そんな娘の結婚相手を探していた天帝は、東岸に住む働き者の牛使い彦星を引き合わせ、二人はめでたく夫婦になりました。
 ところが、結婚してからというもの、二人は仕事もせずに仲睦まじくするばかり。
 これに怒った天帝が、天の川を隔てて二人を離れ離れにしてしまいました。
 しかし、悲しみに明け暮れる二人を不憫(ふびん)に思った天帝は、七夕の夜に限って二人が再会することを許しました。
 こうして二人は、天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度の逢瀬(おうせ)をするようになったのです。

 「七夕」の「ルーツ」ですが、「中国」にあるそうです。
 上記の「二人の逢瀬」を祝い、「中国」で「乞巧奠(きっこうでん)」という「行事」が催されるようになりました。
 「乞」は「願う」、「巧」は「巧み」に上達する、「奠」は「まつる」という「意味」で、「織姫」にあやかり「機織り」の「技」が上手くなるように、ひいては「様々」な「手習いごと」の「上達」を願いました。
 そして、「乞巧奠」が奈良時代の「遣唐使」によって「日本」に伝わると、「宮中行事」として取り入れられるようになりました。
 「詩歌」や「裁縫」の「上達」を願って「星」に「祈り」をささげ、「梶の葉」に「和歌」をしたためて、お祀りしていたそうですが、「梶の葉」の「裏側」は細くて滑らかな「毛」がたくさん生えているため「墨」の「乗り」がよく、「紙」の「原料」としても使われていたからです。
 「宮中行事」を伝承する「京都」の「冷泉家」では、いまでも「古式」ゆかしい「七夕」の「歌会」や「乞巧奠」が執り行われており、「梶の葉」が「重要」な「役割」を果たしています。

 「日本」では「機(はた)」で織った「布」を「祖霊」や「神」にささげたり、「税」として収めたりしていました。
 「旧暦」の7月は「お盆」や「稲」の「開花期」、「麦」などの「収穫期」にあたり、そこで「お盆」に先立ち「祖霊」を迎えるために「乙女たち」が「水辺」の「機屋」にこもって「穢れ」を祓い、「機」を織る「行事」が行われていました。
 「水」の上に「棚」を作って「棚」を作って「機」を織ることから、これを「棚機(たなばた)」といい、「機」を織る「乙女」を「棚機つ女(たなばたつめ)」と呼びました。
 「笹竹」には、「神迎え」や依りついた「災厄」を「水」に流す「役目」がありました。
 やがてこの「行事」と「乞巧奠」が交じり合い、現在のような「形」に変化していきました。
 そして、「7月7日」の「夕方」を表して「七夕(しちせき)」と呼ばれていたものが、「棚機(たなばた)」にちなんで「七夕(たなばた)」という「読み方」に変わっていったそうです。

 「笹竹」を「短冊」をつるして「願い事」をするようになったのは、江戸時代からで、「手習いごと」をする「人」や、「寺子屋」で学ぶ「子」が増えたことから、「星」に「上達」を願うようになったようです。
 本来は「サトイモの葉」に溜まった「夜露」を集めて「墨」をすり、その「墨」で「文字」を綴(つづ)って「手習いごと」の「上達」を願います

 「サトイモの葉」は「神」からさずかった「天の水」を受ける「傘」の「役目」をしていたと考えられているため、その「水」で「墨」をすると「文字」も上達するといわれているからで、こうした「本意」を踏まえると、「短冊」には「○○が欲しい」というような「物質的」な「願いごと」ではなく、「上達」や「夢」を綴ったほうがよいとされています。

 「短冊」には、「願いごと」や「天の川」など「七夕」にちなんだ「ことば」や「絵」を書いて下げます。
 「五色(ごしき)」というのは、「中国」の「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」にちなんだ「青、赤、黄、白、黒」の「五色」です。
 「陰陽五行説」とは、「古代中国」の
 「木、火、土、金、水」の「五つ」の「要素」が、この世のすべての「根源」である」
 という「説」で、「木」=「青」・「火」=「赤」・「土」=「黄」・「金」=「白」・「水」=「黒」を表しています。

 「笹」には「短冊」の「他」にも「様々」な「飾り」をつけますが、そのひとつひとつに「意味」があるそうです。
 「七夕飾り」と「意味」、「由来」ですが、下記の通りとなっています。

 吹き流し

 織姫の織り糸を表しており、五色を用いて魔除けの意味もあります。
 紙風船かくす玉に五色の紙テープを適当な長さに切って貼りつけます。

 綱飾り

 魚を捕る網を表しています。
 豊年豊作大漁の願いを込めて飾ります。

 折鶴(千羽鶴)

 長寿を願い、長寿のシンボルである鶴を折り紙で折ります。

 神衣(かみこ)

 紙の人形(着物)を飾ると、裁縫が上達し、着るものに困らなくなるといわれています。
 災いを人形に移すという意味もあります。

 財布(巾着)

 金運上昇を願い、折り紙で折ったり、本物の財布を下げたりします。

 くずかご

 ものを粗末にしないという意味で、七夕飾りを作る時に出た紙くずを、折り紙のかごに入れてつるします。

 「七夕飾り」や「笹」は、「七夕」の「夜」のためのものなので、「翌日」には取り外すそうです。
 本来は「川」に流して清めるものですが、近年は「川」には流さないで小さく切って「ごみの日」に出しているそうです。
 ただし、「七夕」の「願い事」を書いた「短冊」は、「近所」な「社寺」に持ち込みお焚き上げしてもらっているようです。

 「七夕飾り・木工クラフト」ですが、「千葉県立東庄県民の森」で行われる「体験教室」で、6月29日(日)から7月7日(月)の「期間」開催されます。
 「七夕飾り・木工クラフト」は、「東庄県民の森」「管理事務所」で「受付」をし、9時30分から15時00分まで行われます。
 「七夕飾り・木工クラフト」の「実施内容」ですが、「短冊」に「願い事」を書いて飾る「体験」と、「木工クラフト」を体験するといった「内容」になっています。
 「七夕飾り・木工クラフト」の「参加費」ですが、お一人様200円(材料含)となっており、「七夕飾り・木工クラフト」の「定員」ですが、20人程度となっています。

 「緑」あふれる「人気施設」「千葉県立東庄県民の森」で開催される「初夏」の「体験教室」「七夕飾り・木工クラフト」。
 この機会に「東庄町」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「七夕飾り・木工クラフト」詳細

 開催期間 6月29日(日)〜7月7日(月)

 開催時間 9時半〜15時頃

 開催会場 千葉県立東庄県民の森 香取郡東庄町小南639

 問合わせ 千葉県立東庄県民の森 0478-87-0393

 備考
 「千葉県立東庄県民の森」では、「森」の「管理運営」に協力してくださる「ボランティア」を募集しているそうです。
 詳しくは「千葉県立東庄県民の森」「HP」をご参照下さい。

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| 地域情報::香取 | 01:17 PM |

 
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