本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「宗吾霊堂」で6月8日(日)〜6月29日(日)の期間開催されます「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」です。
「成田市」は、「面積」約214平方km、「人口」は約13万人(現在は131419人(平成26年4月末日現在))、「千葉県」の「北部中央」に位置する「中核都市」で、「成田市」の「市の木」は「梅」、「市の花」は「あじさい」となっています。
「成田市」の「市の花」「あじさい」ですが、「成田市」の「市制施行40周年」を記念して選定されたそうで、平成6年(1994年)4月に、誰もが親しみやすく栽培しやすい「成田市」の「シンボル」となる「花」として「あじさい」が選定されました。
「成田市」は、「北」はとうとうと流れる「坂東太郎」・「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)をへだてて「茨城県」と接し、「西」は「県立自然公園」に指定されている「印旛沼」(2011年2月23日のブログ参照)、「東」は「香取市」と接しています。
また「成田市」の「西側」には「根木名川」、「東側」には「大須賀川」が流れ、それらを取り囲むように「広大」な「水田地帯」や「肥沃(ひよく)」な「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「畑地帯」が広がっています。
「成田市」「北部」から「東部」にかけての「丘陵地」には「工業団地」や「ゴルフ場」が点在し、「南」には「日本」の「空」の「玄関口」(WORLD SKY GATE)「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)があります。
また、「成田市」の「中心部」である「成田地区」は1000年以上の「歴史」がある「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)の「門前町」として栄え、「成田山新勝寺」は毎年多くの「参拝客」で賑わっています。
「成田市内」にはほかにも数多くの「寺社」が点在しており、豊かな「水」と「緑」に囲まれ「伝統的」な「姿」と「国際空港」を有し、「日本の空の玄関口」である「国際的」な「姿」が融和した「都市」となっています。
「成田市」は、平成18年(2006年)3月27日、「香取郡」「下総町」、「香取郡」「大栄町」の「2町」が合併、新生「成田市」が誕生し、「北総台地」(下総台地)の「中核都市」としてさらなる「飛躍」を果たしました。
かつての「田園観光都市」「成田」は、「信仰のまち」としての「顔」、「交通」・「経済」・「文化」の「様々」な「分野」での「国際交流」の「拠点」として、「国際交流都市」の「顔」をもつ「まち」へと大きく変貌しています。
「宗吾霊堂」(2010年12月23日のブログ参照)は、「宗吾様」の「名」で親しまれる「成田」の「古刹」で、9月「第1土・日曜日」に開催される「御待夜祭」(2013年9月6日・2012年8月30日・2011年8月31日のブログ参照)や「紫陽花の名所」(2011年6月11日のブログ参照)として知られています。
「宗吾霊堂」の「開基」は古く、「桓武天皇」の時代、「征夷大将軍」・「坂上田村麻呂」が、「房総」を平定した時に、「戦没者供養」のために「宗吾霊堂」が「建立」されたといわれる「真言宗豊山派」の「寺院」です。
「宗吾霊堂」は、江戸時代の「義民」・「佐倉宗吾」(木内惣五郎)様が祀られている「お寺」ですが、「寺名」は「鳴鐘山東勝寺」と言います。
ちなみに「佐倉宗吾」様は、江戸時代「佐倉藩」「藩主」「堀田氏」の「苛政」を、「四代将軍」の「徳川家綱」に直訴し、その結果「藩主」の「苛政」は納められましたが、直訴した「佐倉宗吾」様や「一族」は「刑」に処されてしまったそうです。
その後100年後、宝暦2年(1752年)、「佐倉藩」はその「失政」を悔い、「佐倉宗吾」(木内惣五郎)の「名誉」を回復したそうで、「義民」・「佐倉宗吾」様の「霊」が祀られていることから「鳴鐘山東勝寺」は、「宗吾霊堂」または「宗吾様」と広く呼ばれています。
「成田」といえば「成田山新勝寺」が「先」に思い浮かぶ方もいらっしゃると思いますが、「成田山新勝寺」は、「鳴鐘山東勝寺」より「新しい寺」という「意味」で、「新 勝 寺」という「名」がつけられているそうです。
「宗吾霊堂」「大本堂」「裏手」には、7000株を数える「あじさい園」があります。
この「あじさい園」には、「在来アジサイ」をはじめ、「ガクアジサイ」、「柏葉アジサイ」など「様々」な「紫陽花(あじさい)」が植えられています。
「紫陽花」の「学名」は「水の容器」という「意味」の「hydrangea」 (ハイドランジア)。
まさに「雨の季節」に「水」を湛(たた)えて咲く「花の名」にぴったりで、「紫陽花」は6月〜7月の「梅雨時」に「青紫」から「赤紫」や「白」などの美しい「花」を咲かせています。
「紫陽花」は、移り行く「色」の「グラデーション」は大変美しく、「色」とりどりの「花々」は「私達」の「目」を楽しませてくれます。
「宗吾霊堂」には、「柏葉アジサイ」が1000株以上植えられており、これだけ多くの「柏葉アジサイ」を見られる「場所」は少なく、白く輝くように咲く「柏葉アジサイ」の「花」は「私達」を楽しませてくれています。
「柏葉アジサイ」ですが、「柏の葉」に似た「葉」をもち、白い「花弁」が集まり、「鈴なり」に「花」をつけます。
「柏葉アジサイ」の「花」は、「神楽」を舞う時に用いる「神楽鈴」にも似ており、「雨粒」にうたれると「鈴」を鳴らすかのように、たおやかにゆれ動くそうです。
「宗吾霊堂」では、「木々」の間からさす「木漏れ日」を感じ、柔らかな「土」の「感触」を楽しめ、訪れる「人々」に「安らぎ」を与えてくれる「時間」が流れ、「花」と「緑」に包まれながら「園内」をゆったりと「散策」される方が多く訪れます。
「紫陽花」が咲き誇る「宗吾霊堂」では、6月8日(日)から6月29日(日)の「期間」「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」が催され、「期間中」の「各日曜日」には「各種イベント」を開催するそうです。
今年(2014年)で「9回目」を迎える「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」「期間中」の「イベント」ですが、「お茶会」「演奏会」「あじさいの販売」「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」となっています。
なお「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」ですが、「成田市制施行60周年記念」、「東日本大震災復興支援」として開催されるそうです。
「お茶会」ですが、「宗吾霊堂」「旧客殿」での「お茶会」で10時から15時(14時30分受付終了)行われる「催し」です。
「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」「お茶会」では、「宗吾霊堂」「大本堂」での「筝(そう)」・「尺八(しゃくはち)」や「二胡(にこ)」の「演奏」の「音色」も涼やかに、「本格的」な「抹茶」と「お菓子」を「無料」でお召し上がりいただけるそうです。
また「お茶会」ですが、はじめての方でも、お気軽に参加できるそうです。
「お茶会」
開催時間 10時〜15時(14時30分受付終了)
開催場所 宗吾霊堂 旧客殿
内容
6月8日(日) 滝澤 宗理 先生 (石州流 不昧派)
6月15日(日) 軍司 宗修 先生 (表千家)
6月22日(日) 平山 宗洋 先生 (表千家)
6月29日(日) 今枝 宗幸 先生 (裏千家)
「演奏会」ですが、「宗吾霊堂」「大本堂」で11時〜、13時30分〜の1日2回行われる「催し」です。
「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」「演奏会」では、「初夏」の「風」を感じながら「風流」な「演奏会」を楽しめ、「雅(みやび)」な「音色」を堪能できるそうです。
「演奏会」
開催時間 11時〜 13時30分〜
開催場所 宗吾霊堂 大本堂
6月8日(日) 筝 清翔会・尺八 竹樹会
6月15日(日) 二胡 王霄峰
6月22日(日) 二胡 王霄峰
6月29日(日) 筝 清翔会・尺八 竹樹会
「あじさいの販売」ですが、6月8日(日)と6月15日(日)に行われる「催し」です。
「あじさいの販売」は、「鉢植え」のほか、「苗木」なども用意される予定となっており、「あじさい」がなくなり次第、「終了」となるそうです。
「あじさいの販売」
6月8日(日) 10時〜15時
6月15日(日) 10時〜15時
「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」ですが、10時から15時に行われる「催し」です。
「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」は、毎回「好評」の「催し」で、「地元」で採れた「新鮮」な「野菜」が並べられ、用意した「品物」が完売してしまうこともあるそうですので、お早めにお求めになることをお勧めしています。
また「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」では、珍しい「紫陽花」や「山野草」、「さつき」などが「展示」・「販売」され、「催し」は「宗吾さつき愛好会」の「皆様」によって「丹精」込めて育てられた「可憐」な「花々」をじっくりと楽しめるそうです。
「農産物の販売」・「さつきの展示・販売」
開催時間 10時〜15時
開催場所 宗吾霊堂 境内設置のテント内
内容
6月8日(日) 産直館
6月15日(日) かんらん車
6月22日(日) JA成田市農産物直売所
6月29日(日) かとり3団体
・伊能歌舞伎米研究会
・大栄産直センター
・JAかとり西部営農経済センター
「義民」「佐倉宗吾」様を祀る「成田の古刹」「宗吾霊堂」で開催される「成田の花」「紫陽花」を愛でる「恒例」の「イベント」「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」。
この機会に「宗吾霊堂」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第9回宗吾霊堂紫陽花まつり」詳細
開催期間 6月8日(日)〜6月29日(日)
開催時間 10時〜15時
開催会場 宗吾霊堂 成田市宗吾1-558
問合わせ 「紫陽花植樹による観光地づくり」実行委員会事務局 成田市観光協会 0476-22-2102
備考
「成田市」では、上記のように「市制施行40周年」を記念し、「成田市の木」「あじさい」を選定されましたが、以来、「宗吾霊堂」をはじめ、「さくらの山公園」など「成田市」のいたるところに、「あじさい植樹」が行われてきたそうです。
「成田市の木」「あじさい」ですが、「宗吾霊堂」、「さくらの山公園」のほか、「しもうさ七福神」(2012年1月18日のブログ参照)のひとつに選定されている「乗願寺」にも咲き誇っているそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2123 |
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地域情報::成田 | 07:18 PM |