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2014,04,03, Thursday
「新・印西八景」(印西市)
author :
犬吠埼観光ホテル
本日ご紹介するのは、近隣市「印西市」の「名所」を紹介している「新・印西八景」です。
「印西市」は、「東京」の「都心」から約40km、「県庁所在地」「千葉市」から約20km、「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)から約15kmに位置し、三方を「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)、「印旛沼」(2011年2月23日のブログ参照)、「手賀沼」に囲まれた「水」と「緑」豊かな「市」です。
「印西市」は、「周辺」の「佐倉市」、「四街道市」、「白井市」、「八街市」、「成田市」、「富里市」、「印旛郡」「酒々井町」、「印旛郡」「栄町」と合わせて「印旛地域」と称されています。
「印西市」に隣接する「自治体」ですが、「柏市」、「我孫子市」、「白井市」、「八千代市」、「佐倉市」、「成田市」、「印旛郡」「酒々井町」、「印旛郡」「栄町」、「茨城県」「北相馬郡」「利根町」となっています。
ちなみに「茨城県」「北相馬郡」「利根町」とは、「印西市」からは「直接的」な「往来」は出来なくなっており、「我孫子市」または「印旛郡」「栄町」を「経由」する「必要」があります。
「千葉県」では「他県」と接していながら「直接的」な「往来」ができない「自治体」は、「印西市」のみとなっています。
「印西市」は、2008年(平成20年)に「印西市」・「印旛村」・「本埜村」の「1市2村」の「枠組み」で「市町村合併」の特例等に関する「法律」(新合併特例法)の「期限」である2010年(平成22年)3月末までの「合併」に関する「話し合い」を行うために、2008年10月24日に「合併問題懇談会」がそれぞれの「市村の長」及び「議会議員の代表」により構成され設置され、抑2009年(平成21年)1月9日に「合併協議会」が設置されました。
「合併協議会」では、「合併」の「期日」を2010年3月23日とし、「合併方式」は「印西市」に「印旛村」・「本埜村」を編入する「編入合併」、「新市」の「名称」は「印西市」とすることで「合意」、「合併申請」が行われ、2010年3月5日「総務省告示第73号」で「合併」が決定。
これにより、予定通り、2010年3月23日に「新・印西市」が誕生しました。
「印西市」ですが、「千葉ニュータウン中央・印西牧の原地区」、「木下地区」、「印旛地区」、「本埜地区」となっています。
「千葉ニュータウン中央・印西牧の原」は、「印西市」「北西部」の「地区」で、最も「人口」が多く、「北総線」および「国道464号線」に沿って発展、「北総エリア」における「一大ショッピングゾーン」を形成しており、「印西市」や「千葉ニュータウン」における「経済・商業」の「中心地」(新市街地)となっています。
「木下地区」(旧「木下町」)は、「印西市」の「北西部」に位置し、「印西市役所」や「警察署」が所在する「行政」の「中心地」です。
「木下地区」は、古くからの「町並み」が残る「旧市街地」であり、「利根川」および「木下(きおろし)街道」に沿って発展しています。
「印旛地区」(旧「印旛村」)は、「印西市」の「東南部」に位置し、「北総エリア」の「基幹病院」である「日本医科大学千葉北総病院」があり、「印旛日医大駅」を「中心」として「宅地化」が進行している「エリア」です。
一方「印旛地区」は、「谷津田」をはじめ、「自然」も多く残されており、樹齢300年を越える「吉高の大桜」(2011年4月5日のブログ参照)や「ナウマン象発掘の地」などの「観光名所」もあります。
「本埜地区」(旧「本埜村」)は、「印西市」の「北東部」に位置し、「北印旛沼」に面し「水田」が広がり、「冬」には「越冬」のために800匹を越す「白鳥」が飛来することで知られています。
一方「本埜地区」は、「印西牧の原駅」「北側」に位置する「千葉ニュータウン」「滝野地区」で「宅地化」が進行し、また「成田国際空港」に近いこともあって、近年「国道464号線」の「沿道」の「みどり台」などには「研究所」や「物流センター」などの「進出」が目立っているそうです。
「印西市」は、江戸時代より「利根川」の「水運」が盛んで、「物資輸送」の「拠点」のひとつであった「木下河岸」や「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「息栖神社」(2010年11月7日のブログ参照)の「東国三社詣」(2010年10月23日のブログ参照)などに向かう「道中」の「宿場町」として栄えた「木下街道」付近を中心に栄えてきました。
上記のように、「印西市」は江戸時代から「商業のまち」として栄え、「江戸」と「佐倉」・「銚子」を結ぶ上で「重要なまち」として、また「香取神宮」、「鹿島神宮」、「息栖神社」を詣でる「旅人」の「宿場町」として繁栄し、そのため、「印西市」には「歴史的建造物」、「遺跡」も数多く残り、当時の「面影(おもかげ)」を偲(しの)ばせている「まち」です。
現在も「印西市」は「地理的条件」にも恵まれ、上記のように「東京都心」、「千葉市」、「成田国際空港」という「日本」を代表する「高機能拠点」の「中心」に近く位置している「まち」として「利点」を活かし「発展」を続けています。
「印西市観光協会」では、「印西市」の「見処」を選定した「印西八景」(2012年2月12日のブログ参照)というものを発表しています。
「広大」な「面積」を誇る「印西市」から選ばれた「印西八景」はどれも味わい深い「観光スポット」が紹介されていました。
「印西八景」は、平成8年(1996年)に選定され、以下の「印西の名所」が選ばれていました。
大六天の手賀沼
長楽寺の晩鐘 (千葉県の有形文化財)
利根川の朝霧
木下公園の貝塚 (国指定の天然記念物)
光堂の雪景(「宝珠院観音堂」の「別名」) (国指定重要文化財)
こすもす大橋の夕映
結縁寺の彼岸花(国指定重要文化財「銅像不動明王立像」(2013年9月23日・2012年9月25日・2011年9月27日のブログ参照)が安置)
小林牧場の櫻花 (房総の魅力500選)
なお「印西八景」を選定された「印西市観光協会」は、「いんざい七福神めぐり」(2012年1月16日のブログ参照)も推進されており、「印西市」の「魅力」を余すところなく「紹介」、「発信」、「周知」されています。
ちなみに「いんざい七福神めぐり」は以下の通りとなっています。
「弁財天」
観音寺 印西市浦部1978
「毘沙門天」
泉倉寺 印西市和泉971
「布袋尊」
最勝院 印西市発作地先
「大黒天」
長楽寺 印西市大森2034-1
「弁才天」
厳島神社 印西市大森4336
「寿老人」
上町観音堂 印西市木下1446
「恵比寿」
三宝院 印西市竹袋141
「福禄寿」
宝泉院 印西市別所1005
となっており、「いんざい七福神めぐり」は、8つの「印西市内」の「寺社」全てをめぐるものとなっています。
「新・印西八景」ですが、平成22年(2010年)3月の「印旛村」・「本埜村」の「印西市」「編入」により、新「印西市」(新市)となったことから、「NPO法人」「印西市観光協会」が選定されたそうです。
「新・印西八景」ですが、以下の通りの「選定」となっています。
大六天の眺望
印旛沼夕景
いんざいぶらり川めぐり(2012年5月15日のブログ参照)
コスモス畑
夜明けの利根川
木下万葉公園
桜(小林牧場の櫻花・吉高の大桜)
結縁寺の風景
「新・印西八景」ですが、以下のように「印西市観光協会」「HP」に紹介されています。
「大六天の眺望」
印西の北西にある手賀沼は、江戸・明治の時代は「つ」の字形の一つの大きな沼であったが、明治から大正にかけての干拓・新田開発のため、北部手賀沼と南部手賀沼に二分されました。
以前は生活排水で水質が悪化しましたが、現在は多くの人の努力によって昔の姿を取り戻しつつあります。
永治小学校脇の水田の彼方に手賀沼の美しい水面を望むことができます。
「印旛沼夕景」
湖沼としては千葉県最大の印旛沼。
古くから地域の漁業の中心であり、農作物を育てる水源でもあります。
ウォーキングやサイクリング、釣りなどアウトドアレジャーなどにも人気です。
瀬戸の特性院から見下ろす印旛沼の夕日は絶景です。
「いんざいぶらり川めぐり」
「ぶらり川めぐり」は、風を感じる舟で六軒川、弁天川、手賀川をめぐる小さな船旅です。
これらの川の周辺には様々な水鳥や魚などが生息しており、季節ごとに様々な表情を見せています。
のどかな風景を見ながらゆったりと楽しむことができる水上散歩です。
ご家族・ご友人お誘い合わせの上、乗船してみてはいかがでしょうか。
「コスモス畑」
印西牧の原駅周辺では、毎年「コスモス・里山まつり」(2012年10月2日・2011年10月2日のブログ参照)が開かれ、市民が種まきをして育てたコスモスが数百万本もの規模で咲き誇ります。
この地区だけではなく、秋には市の花でもあるコスモスを市内の至る所で見ることができます。
「夜明けの利根川」
別名「坂東太郎」とも呼ばれ、コイやフナなどの釣り客で賑わっています。
江戸時代に利根川の東遷と呼ばれる治水工事が幕府によって行われ、江戸への重要な物資輸送路となる水上交通路が完成しました。
特に木下河岸は流通の便に優れ、銚子や九十九里浜(2012年5月11日のブログ参照)、霞ヶ浦沿岸から江戸へ至る水陸の要衝として栄えました。
往時を偲ぶものは少なくなりましたが、土手から眺める利根川の雄姿は見事です。
「木下万葉公園」
国指定天然記念物「木下貝層」を擁した緑豊かな公園です。
丘の上の「展望広場」からは木下の街全体や利根川、遠くには富士山と筑波山を望むことができます。
園内には「万葉集」でも歌われている草木や河津桜など四季折々の色彩を楽しむことができます。
「桜」(小林牧場の櫻花・吉高の大桜)
「小林牧場の櫻花」
小林牧場は、約700m続くソメイヨシノのトンネルが見事で、しだれ桜や八重桜など長い期間桜を楽しむことができます。
県内有数の桜の名所であり、「房総の魅力500選」の一つです。
「吉高の大桜」
吉高の大桜は、樹齢300年以上といわれる山桜(ヤマザクラ)の古木で、市の天然記念物に指定されています。
枝張りは25mにも達し、枝一杯に咲き誇ります。
菜の花の黄、空の青とのコントラストはまさに圧巻です。
「結縁寺の風景」
この本堂には、大正3年(1914年)に国の重要文化財に指定された「銅像不動明王」が安置されています。
地元の人たちからは「お不動様」と親しまれ、毎年9月28日にご開帳されています。
またこの周辺は「にほんの里100選」に選ばれている自然豊かなところでもあり、更に境内付近には蓮の花、彼岸花、コスモスなど季節ごとの彩りが風情を漂わせています。
「新市」移行に伴い「NPO法人」「印西市観光協会」により選定された「新・印西八景」。
この機会に「印西市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
備考
「印西市」では、「新・印西八景」にも選定された「小林牧場の櫻花」の「小林牧場」にて4月5日(土)・6日(日)に「小林牧場桜まつり」が行われるそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=2077 |
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