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「平成26年成田の梅まつり」(成田市)
 本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」「成田山公園」で2月22日(土)〜3月9日(日)の期間開催されます「平成26年成田の梅まつり」です。

 「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)は、「成田市」にある「真言宗智山派」の「寺」であり、「真言宗智山派」の「大本山」のひとつです。
 「成田山新勝寺」は、1000年以上の「歴史」をもつ「全国有数」の「霊場」で、「正月3が日」には約300万人、「年間」約1000万人以上の「参拝客」が訪れています。
 「成田山新勝寺」の「御本尊」は「不動明王」で、「成田山新勝寺」は、「家内安全」、「交通安全」などを祈る「護摩祈祷」のために訪れる方が多い「不動明王信仰」の「寺院」のひとつで、「成田のお不動さま」の「愛称」で親しまれています。

 「成田山新勝寺」の「御本尊」である「不動明王」ですが、「真言宗」の「開祖」「弘法大師」「空海」が自ら「一刀三礼」(ひと彫りごとに三度礼拝する)の「祈り」をこめて「敬刻開眼」された「御尊像」なのだそうです。
 「成田山新勝寺」では、この「霊験」あらたかな「御本尊」「不動明王」の「御加護」で、千年以上もの間、「御護摩」の「火」を絶やすことなく、「皆様」の「祈り」が「一体」となり「清浄」な「願い」となって現れるそうです。
 「成田山新勝寺」は、「開山1080年」を間近に控えた現在も「成田山のお不動さま」として数多くの「人びと」の「信仰」を集めています。

 「成田山」の「開山の祖」「寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)」は、延喜16年(918年)に生まれ、天慶3年(940年)「平将門の乱」を鎮めるため「朱雀天皇」の「勅命」により「関東」に下り、「この地」に「成田山新勝寺」が開山されました。
 「寛朝大僧正」は、「皇室」との「血縁」もある大変に「格」の高い「僧侶」で、後に「真言宗」初めての「大僧正」に任じられ、「成田山」の他にも「京都」に「遍照寺」を開山しているそうです。

 「成田山新勝寺」では、平成20年(2008年)に「開基1070年祭記念大開帳」が行われ、これにあわせて、平成19年(2007年)には「総欅造り」の「総門」が「落慶」され、「新勝寺」の「表玄関」として「荘厳」な「たたずまい」を見せています。
 この「総門」は、開かれた「庶民のお寺」「成田山」と「門前町」とをつなぐ「担い手」として、「大開帳」を記念し創建されたもので、「総門」前にある「門前広場」は「参拝客」の「憩いの場」となっています。

 「成田山新勝寺」ですが、「総門」をくぐって、「境内」に入ると大きな赤い「提灯」のある「仁王門」があり、「境内」には、数多くの「建造物」が立ち並んでいます。
 「仁王門」から「東海道五十三次」にならった53段の「石段」を上がると、「成田山」の「シンボル」である「大本堂」が現れ、「大本堂」では、「世界平和」と「人々の幸せ」を願って「開山」以来「毎日」欠かさずに「御護摩祈祷」が厳修されています。

 「成田山新勝寺」にある「釈迦堂」、「光明堂」、「表参道」にある「薬師堂」(2013年5月22日のブログ参照)ですが、「歴代」の「成田山」の「大本堂」で、これほどの「数」の「御堂」が現存している「寺院」は大変珍しく、それぞれの「建物」は「建立時」の「建築様式」を「今」に伝えており、そのうちの「5棟」が「国」の「重要文化財」に指定されています。

 「成田山新勝寺」「大本堂」を更に「奥」に進んだところに「高さ」58mを誇る「荘厳」な「平和」を「象徴」する「塔」「成田山平和大塔」(2012年5月7日のブログ参照)が建っており、「塔」を見守られる様にその「眼下」に「成田山公園」(2010年11月12日のブログ参照)という「四季」を彩る「庭園」が広がっています。
 「成田山公園」は、「広さ」が165000平方mという「広大」な「敷地」を有し、「広さ」で例えると「東京ドーム」3個分も入ってしまう「広さ」です。
 「成田山公園」では、「森林浴」を楽しみながら「木々の間」から差し込む「陽の光」に照らされて、「新緑」、「蝉時雨」、「紅葉」、「雪景色」といった「四季」の「表情」を感じとることができる「公園」で、近年は「健康志向」の「ライフスタイル」が流行していることから、「成田山公園」で「ウォーキング」(散策)される方も多く見られます。

 「成田山公園」は、上記のように「草木」や「自然」にあふれ、「仏教」の生きとし生けるもの「すべて」の「生命」を尊ぶという「思想」が組み入れられており、「園内」「竜智の池」などの3つの「池」は「放生(ほうじょう)の場」を表わし、「公園全体」を見れば「不殺生(ふせっしょう)」を「象徴」する尊い「生命」をはぐくむ「場」となっています。
 「成田山新勝寺」「境内」にある「光明堂」の近くの「階段」を下りていくと、「木立」の中から「光」が差し込んでいる「雄飛の滝」が「巨大」な「岩山」の中から「顔」を見せ、「雄飛の滝」の「水」は、「竜智」、「竜樹」、「文殊」と名付けられた3つの「池」への「水源」となっており、「竜智の池」の中にある「浮御堂」の「周り」には「数多く」の「鯉」が泳いでいます。

 「成田山公園」「公園内各所」には「松尾芭蕉」や「高浜虚子」など「著名」な「文人達」の「句碑」が建っており、当時の「成田」でも「俳句」や「歌」にたしなんでいた「人々」が多くいたという事をものがたっており、「公園」の「自然」の中にも「様々」な「先人」の「知識」や「足跡」が残されています。
 また「成田山公園」「園内」には、「成田山書道美術館」(2011年6月5日のブログ参照)があり、「成田山公園」に隣接して「成田山霊光館」、「成田山仏教図書館」などがあり、「成田山書道美術館」の「傍ら」には「水琴窟(すいきんくつ)」と呼ばれる「不思議」な「音」が聞こえる「場所」があり、「水琴窟」からは「水滴」が「大瓶」の中に落ちて「反響」する「音」が「耳」を傾けると「名琴」のように澄んだ「音」が聞こえてくるそうです。

 上記のように「成田山新勝寺」「大本堂」の「奥」に広がる「風光明媚」な「成田山公園」では、「四季折々」の「草花」や「風景」を楽しむことができ、「成田山公園」には、「平均樹齢」50年を超える約500本の「紅梅」や「白梅」が植えられています。
 「成田山公園」の「梅」は、例年2月中旬から3月中旬にかけて咲き、「成田山公園」は「梅の香り」でいっぱいになります。
 「成田の梅まつり」(2013年2月11日・2011年2月10日のブログ参照)は、「成田山公園」で行われる「催し」で、「成田」の「新春」の「恒例行事」として「公園内」の「梅」が色づく2月から3月にかけて開催されています。
 「成田の梅まつり」は毎年約1ヶ月間にかけて開催され、「期間中」の「週末」を中心に様々な「イベント」を開催し、訪れる方に「おもてなし」を行っています。

 「平成26年成田の梅まつり」ですが、「成田市」が平成26年3月31日に「市制施行60周年」を迎えることから、平成26年の1年間を通して「記念事業」の「実施」を予定しており、「成田の梅まつり」も「成田市市制施行60周年記念事業」のひとつとして行われ、 2月22日(土)から3月9日(日)の約2週間にわたり、例年通り「期間中」の各「土・日曜」には「イベント」を開催するそうです。
 「平成26年成田の梅まつり」「期間中」の「イベント」ですが、「観梅の演奏会」、「甘酒進上」、「表千家観梅の野点」、「観梅の投句コンテスト」、「氷の彫刻展」、「草木染」「花の集い展」となっています。

 「観梅の演奏会」は、「梅」を愛でながら「伝統音楽」を楽しむ「催し」で、毎回「大勢」の「お客様」が「春」を奏でる「音色」に「耳」を傾け、「好評」を得ています。
 「観梅の演奏会」「演奏会場」ですが、「成田山公園」内の「西洋庭園」で、「伝統音楽」の「演奏会」を行い、「観梅の演奏会」では、11時からと14時からの1日2回行われ、「開催日」、「演奏会出演者」ですが以下の通りです。

  開催日    演奏会出演者

 2月22日(土) 二胡(ワン・シャオフォン)

 2月23日(日) 箏(清翔会)・尺八(竹樹会)

 3月1日(土) 二胡(ワン・シャオフォン)

 3月2日(日) 箏(清翔会)・尺八(竹樹会)

 3月8日(土) 津軽三味線(通若会社中)

 3月9日(日) 津軽三味線(佐藤通弘・通芳)

 「甘酒進上」ですが、「米麹」を使って、その場で手作りした「甘酒」を「無料」で配る「おもてなし」で、ほんのりした「甘さ」は、「公園散策」で冷えた「指先」や「体」を「芯」から温めてくれます。
 「甘酒進上」は、「期間中」の「各土・日曜」の10時から15時まで「成田山公園」内「西洋庭園」でふるまわれます。

 「表千家観梅の野点」は、「表千家成田市茶道会」の「協力」により、「無料」で「平成26年成田の梅まつり」「期間中」の「各土・日曜」に開催され、「会場」ですが、「成田山公園」内「文殊の池」上「梅林」で、10時から15時(受付終了14時30分)まで行われます。
 「表千家観梅の野点」「先生」の「スケジュール」は下記の通りです。

 2月22日(土) 矢澤 宗文 先生

 2月23日(日) 石橋 宗美 先生

 3月1日(土) 行方 宗岑 先生

 3月2日(日) 八尾 宗保 先生

 3月8日(土) 阿地 宗玲 先生

 3月9日(日) 大塚 宗裕 先生

 となっており、「表千家観梅の野点」では、初めて「お茶」を召し上がる方でも「気軽」に参加できるそうです。

 「観梅の投句コンテスト」ですが、「成田の梅まつり」「恒例」の「俳句コンテスト」で、「兼題」は「梅」となっており、1人2句以内「未発表」の「作品」に限り「応募・受付」しています。
 「観梅の投句コンテスト」の「選者」ですが、「成田山新勝寺」「貫主」「橋本照稔猊下」が行い、「入賞者」は4月下旬に直接通知され、「広報なりた」、「智光」(成田山だより)等で発表されます。

 「観梅の投句コンテスト」の「投句箱設置場所」ですが、「成田山公園」「西洋庭園」及び「宗吾霊堂」(2010年12月23日のブログ参照)「大本堂」前に設置されるそうです。
 「観梅の投句コンテスト」の「賞」ですが、「秀句」9句、「入選」20句となっており、「秀句」9句は以下の「賞」となっています。

 成田山新勝寺貫主賞

 成田市長賞

 成田市議会議長賞

 京成電鉄株式会社賞

 JR成田駅長賞

 宗吾霊堂貫主賞

 三橋鷹女賞

 成田商工会議所会頭賞

 一般社団法人成田市観光協会長賞

 「氷の彫刻展」は、3月9日(日)に「成田山新勝寺」「大本堂」前「広場」周辺で行われる「催し」で、四角い「氷柱」を「職人たち」の「手」により、様々な「形」に作り上げていく「様子」を「目の前」で見られ、「冬」ならではの「氷の芸術品」が並ぶ様は「圧巻」です。
 「氷の彫刻展」「スケジュール」は、以下の通りです。

 9時30分 開会式(大本堂1階表玄関前)

 9時45分 競技開始

 12時15分 競技終了・審査

 13時00分 特別大護摩参詣「成功成就」

 14時15分 表彰式

 「草木染」「花の集い展」は、2月23日(日)から3月2日(日)に「成田観光館」で行われる「展示会」で、「自然」の「草花」を「染料」として、「スカーフ」や「タぺストリー」等の「大小」様々な「布地」に染み込んだ「作品」が展示されます。

 「名刹」「成田山新勝寺」「成田山公園」で開催される「新春恒例」の「催し」「平成26年成田の梅まつり」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「平成26年成田の梅まつり」詳細

 開催期間 2月22日(土)〜3月9日(日)

 開催時間 10時〜15時

 開催会場 成田山新勝寺 成田市成田1

 問合わせ 一般社団法人成田市観光協会 0476-22-2102

 備考
 「成田の梅まつり」でふるまわれる「甘酒」は、弘化4年(1847年)頃創業の「糀店」の「麹」を使用し、「天然」の「甘味」が利いた「糀」の「甘酒」だそうです。



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| 地域情報::成田 | 07:48 PM |

 
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