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「さわら雛(ひな)めぐり」「さわら雛舟(ひなぶね)」「お雛さま大募集!」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「佐原の町並み」で毎年2月〜3月の期間開催されます「さわら雛(ひな)めぐり」で行われる「さわら雛舟(ひなぶね)」に参加する「お雛さま大募集!」です。

 「佐原の町並み」は、「香取市」「佐原」の「市街地」にある「歴史的」な「建造物」が現存している「町並み」で、「商家街」の「歴史的景観」を残す「町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されています。
 「水運」を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた「佐原」では、「江戸」の「文化」を取り入れ、更に「独自」の「文化」に昇華していました。

 「お江戸見たけりゃ佐原へござれ 佐原本町江戸優り」

 と「戯歌」に唄われるほど「隆盛」を極めた「佐原の町並み」は、「商都」の「面影」を今に残し、「北総の小江戸」と称されています。

 上記のように「佐原」は、江戸時代に「利根川東遷事業」により「舟運」が盛んになると「小野川」(2012年9月7日のブログ参照)沿いなどが「物資」の「集散地」として栄え始めました。
 そして、「小野川」には「物資」を「陸」に上げるための「だし」と呼ばれる「河岸施設」が多く作られました。
 その後、明治以降もしばらく繁栄は続き、「自動車交通」が発達し始める昭和30年頃までにかけて、「成田」から「鹿嶋」にかけての「広範囲」な「商圏」を持つ「まち」となっていたそうです。
 「佐原の町並み」は、「佐原」が最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた「木造町家建築」、「蔵作りの店舗建築」、「洋風建築」などから構成されています。
 「佐原の町並み」は「重要伝統的建造物群保存地区」内の、「市街地」を「東西」に走る「通称」「香取街道」、「南北」に流れる「小野川」沿い、及び「下新町通り」などにその「町並み」を見ることができます。

 「さわら雛めぐり」(2013年2月16日・2012年2月2日・2011年2月10日のブログ参照)ですが、今年(2014年)で「9回目」を迎える「催し」で、「佐原の町並み」、「佐原の商家」などを「会場」にして行われている「佐原まちぐるみ博物館」(2011年12月26日のブログ参照)の「季節」毎に開催している「イベント」のひとつです。
 「佐原まちぐるみ博物館」は、「佐原」の「商家」の「おかみさんたち」により結成された「佐原おかみさん会」(2011年2月5日のブログ参照)によって運営されています。

 「佐原おかみさん会」では、2月8日(土)から3月23日(日)までの「期間」、今年(2014年)で「9回目」となる「第9回さわら雛めぐり〜川面に映える雛装束〜」を行うそうです。
 「第9回さわら雛めぐり」ですが、、「佐原」の古い「商家」に伝わるどこか「憂い」を帯びた「お雛様」を「店先」・「店内」に飾り、「情緒」ある「佐原の町並み」をめぐりながらそれぞれ違った「お雛さま」に会いに「町あるき」(まちめぐり)する「佐原のまち」ならではの「恒例」の「催し」となっています。

 「お雛さま大募集!」は、「佐原おかみさん会」、「観光推進協議会」が共催で3月15日(土)・16日(日)に開催する「さわら雛舟(ひなぶね)」(2013年4月5日のブログ参照)に参加(乗船)する「お雛様(おひなさま)」、「お内裏様(おだいりさま)」、「五人囃子(ごにんばやし)」、「官女」、「稚児」の「募集」です。
 昨年(2013年)に引き続き、「2回目」の「さわら雛舟」は、「第9回さわら雛めぐり」の「メインイベント」として行われる「催し」で、「豪華絢爛(ごうかけんらん)」、平安時代の「雛装束(ひなしょうぞく)」の「雛人(ひなびと)」が「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)の「雅楽」で「小野川」を「舟」で進むというものです。
 今年(2014年)は、「お雛様」と「お内裏様」だけでなく上記のように「五人囃子」や「官女」、「稚児」の「募集」もしています。

 今年催行される「さわら雛舟」ですが、上記のように3月15日(土)・16日(日)に行われ、「舟」は1日3回運航となっており、「会場」は、「伊能忠敬旧宅」(2012年2月24日のブログ参照)前より「小野川」・「伊能忠敬記念館」(2013年1月26日・2012年4月21日・2011年1月29日のブログ参照)裏「町並み観光観光駐車場」となっています。
 「さわら雛舟」の「内容」ですが、「人」による7艘(そう)の「お雛様」と「香取神宮」の「雅楽」、「下宿区山車」「曳き廻し」と「展示」、「片野聡」「篠笛」「演奏」、「地域」の「物産展」等、「多彩」な「イベント」を予定しているそうです。

 「さわら雛舟」の「募集要項」は以下の通りとなっています。

 内容   平安装束を来て舟に乗船

 締切   2月15日まで

 資格   18歳以上未婚の男女 稚児は小学3年生まで

 募集人数 お雛様(1名)お内裏様(1名)五人囃子(5名)官女(8名)稚児(19名)

 問合わせ 水郷佐原観光協会 0478-52-6675
 (申し込み)

 となっています。
 「歴史」あり「風情」あふれる「佐原の町並み」で行われる「人気」の「催し」「さわら雛(ひな)めぐり」の「メインイベント」「さわら雛舟(ひなぶね)」。
 この機会に「お雛さま大募集!」に「応募」してみてはいかがでしょうか?

 備考
 「第9回さわら雛めぐり」の行われる「香取市」「佐原」では、「期間中」「同時開催」として「伊能忠敬記念館」にて「伊能家のお雛様」(1月28日〜3月16日)、「佐原町並み交流館」(2012年1月27日のブログ参照)では「地域のお雛様展」が開催されるそうです。





















| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1981 |
| 地域情報::香取 | 03:13 PM |
「平成26年成田山新勝寺節分会」(成田市)
 本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」で2月3日(月)に開催されます「平成26年成田山新勝寺節分会」です。

 「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)は、「成田市」にある「真言宗智山派」の「寺」であり、「真言宗智山派」の「大本山」のひとつです。
 「成田山新勝寺」は、1000年以上の「歴史」をもつ「全国有数」の「霊場」で、「成田」を「代表」する「観光地」でもあり、「正月3が日」には約300万人、「年間」約1000万人以上の「参拝客」が訪れています。
 「成田山新勝寺」の「御本尊」は「不動明王」で、「成田山新勝寺」は上記のように「関東地方」「有数」の「参詣人」を集める「著名寺院」で、「家内安全」、「交通安全」などを祈る「護摩祈祷」のために訪れる方が多い「不動明王信仰」の「寺院」のひとつであり、「成田のお不動さま」の「愛称」で親しまれています。

 「成田山新勝寺」の「御本尊」である「不動明王」ですが、「真言宗」の「開祖」「弘法大師」「空海」が自ら「一刀三礼」(ひと彫りごとに三度礼拝する)の「祈り」をこめて「敬刻開眼」された「御尊像」なのだそうです。
 「成田山新勝寺」では、この「霊験」あらたかな「御本尊」「不動明王」の「御加護」で、千年以上もの間、「御護摩」の「火」を絶やすことなく、「皆様」の「祈り」が「一体」となり「清浄」な「願い」となって現れるそうです。
 「成田山新勝寺」は、「開山1080年」を間近に控えた現在も「成田山のお不動さま」として数多くの「人びと」の「信仰」を集めています。

  「成田山」の「開山の祖」「寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)」は、延喜16年(918年)に生まれ、天慶3年(940年)「平将門の乱」を鎮めるため「朱雀天皇」の「勅命」により「関東」に下り、「この地」に「成田山新勝寺」が開山されました。
 「寛朝大僧正」は、「皇室」との「血縁」もある大変に「格」の高い「僧侶」で、後に「真言宗」初めての「大僧正」に任じられ、「成田山」の他にも「京都」に「遍照寺」を開山しているそうです。

 「成田山新勝寺」では、平成20年(2008年)に「開基1070年祭記念大開帳」が行われ、これにあわせて、平成19年(2007年)には「総欅造り」の「総門」が「落慶」され、「新勝寺」の「表玄関」として「荘厳」な「たたずまい」を見せています。
 この「総門」は、開かれた「庶民のお寺」「成田山」と「門前町」とをつなぐ「担い手」として、「大開帳」を記念し創建されたもので、「総門」前にある「門前広場」は「参拝客」の「憩いの場」となっています。

 「成田山新勝寺」ですが、「総門」をくぐって、「境内」に入ると大きな赤い「提灯」のある「仁王門」があり、「境内」には、数多くの「建造物」が立ち並んでいます。
 「仁王門」から「東海道五十三次」にならった53段の「石段」を上がると、「成田山」の「シンボル」である「大本堂」が現れます。
 「成田山新勝寺」「大本堂」では、「世界平和」と「人々の幸せ」を願って「開山」以来「毎日」欠かさずに「御護摩祈祷」が厳修されています。
 この「御護摩祈祷」は、「一般の方」でも「大本堂」内でその「一部始終」を参拝することができ、中でも「朝護摩」は、4月から9月は5時30分、10月から3月は6時に厳修されています。
 この「神聖」な「儀式」に参拝しようと、前の「晩」は近くに「宿」をとってこの「朝護摩」に訪れる「ご信徒」の方も数多くおられるそうです。

 「成田山新勝寺」では、「大本堂」からほど近い「光輪閣」から歩いて「大本堂」へとお入りになる約10名の「大導師」・「職衆」の「姿」をご覧になることができ、「身」につけている鮮やかな「法衣」の「色彩」は、「成田山」ならではのものといえます。
 中でも「大僧正」が「身」に着ける「衣装」を特に「緋の衣」といい、「緋色」を用いた大変美しい「衣装」となっています。
 「職衆」も「紫」や「萌黄色」(緑色)・「浅黄色」(黄色)などの鮮やかで「雅(みやび)」な「色彩」を用いた「衣装」を「身」にまとって「大護摩修行」を執り行っています。
 こうした煌びやかな「衣装」の「行列」に、「仏教文化」の「華やかさ」と「修行」の「厳しさ」を垣間見る「思い」があり、またこうした「厳粛」な「姿」をすぐ「目の前」で「毎日」見ることができることからも、「成田山」が常に「庶民」に開かれていることがわかります。
 「成田山新勝寺」にある「釈迦堂」、「光明堂」、「表参道」にある「薬師堂」(2013年5月22日のブログ参照)ですが、「歴代」の「成田山」の「大本堂」です。
 これほどの「数」の「御堂」が現存している「寺院」は大変珍しく、それぞれの「建物」には「建立時」の「建築様式」を「今」に伝えており、そのうちの「5棟」が「国」の「重要文化財」に指定されています。

 「成田山新勝寺節分会」(2013年1月25日・2012年1月30日・2011年1月31日のブログ参照)ですが、毎年2月に催行されている「成田山新勝寺」「恒例」の「人気行事」です。
 「成田山新勝寺節分会」には、「毎年」「正月」の「初詣」に匹敵する「参拝客」で賑わい、「場所取り」をする「人」が出るほどの「人気」がある「節分会」として知られています。

 「平成26年成田山新勝寺節分会」ですが、今年(2014年)は「国土安穏」・「万民豊楽」・「五穀豊穣」・「天下為福」に加え、「東日本大震災被災地復興」への「祈り」を込め、「恒例」の「豆まき式」が厳かにも「盛大」に執り行われます。

 「震災に勝つ!福は内!」

 と「成田山新勝寺節分会」は、「復興」への「祈り」を込めた「大発声」が「境内」に響き渡ります。
 「成田山新勝寺節分会」には、「陸前高田市・市長」「戸羽太」様をお迎えし、「第1回目」の「特別追儺(ついな)豆まき式」にご参加いただき、ご参加の「皆さん」と共に「東日本大震災早期復興」を祈願します。
 「平成26年成田山新勝寺節分会」では、「開運豆まき」と「特別追儺豆まき式」を行っていますが、「大相撲力士」や「NHK大河ドラマ」の「出演者」の「皆さん」が「豆」を撒(ま)くことで知られているのは、「特別追儺豆まき式」で、今年も「下記」の方々が「第1回目」と「第2回目」に参加するそうです。
 このように「特別年男」として「力士」や「芸能人」が「豆まき」に参加するようになったのは、現在の「大本堂落慶記念」の「翌年」である昭和44年(1969年)に「NHK朝の連続テレビ小説」の「出演者」の「皆さん」と「大相撲」の「力士」を招いたのが「最初」で「今日(こんにち)」まで続いているそうです。

 「成田山新勝寺節分会」「特別追儺豆まき式」スケジュール

 1回目 11時00分

 2回目 13時30分

 3回目 16時00分

 「大相撲力士」(予定)

 横綱 白鵬

 大関 稀勢の里

 前頭 隠岐の海

 前頭 遠藤

 前頭 舛ノ山

 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」出演者(予定)

 岡田准一  (黒田官兵衛 役)

 中谷美紀  (官兵衛正室 光 役)

 桐谷美玲  (荒木村重正室 だし 役)

 速水もこみち(母里太兵衛 役)

 片岡鶴太郎 (小寺政職 役)

 上記の方々は1、2回目のみの「参加」となります。

 なお「成田山新勝寺節分会」「当日」は、「剣守」が1回につき365体、「大豆」が3回で860kg、「殻付落花生」が3回で400kg撒かれるそうです。
 また「成田山新勝寺節分会」「当日」は「成田山表参道」周辺で「交通規制」が行われますのでご注意下さい。

 「交通規制」

 10時〜18時

 JR成田駅〜成田山山門(鍋店角)

 10時〜16時

 JR成田駅〜薬師堂

 尚、「当日」の「混雑状況」によっては「規制時間」が延長されることもございますので、「現場」の「警備員」の「指示」に従って「通行」下さいとのことです。

 「成田」の「名刹」「成田山新勝寺」で開催される「人気」の「豆まき式」「平成26年成田山新勝寺節分会」。
 この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「平成26年成田山新勝寺節分会」詳細

 開催日時 2月3日(月) 11時〜

 開催会場 成田山新勝寺 成田市成田1

 問合わせ 成田山新勝寺 0476-22-2111(8時〜16時)

 備考
 「成田山新勝寺節分会」では、「福は内!」のみ唱え、「鬼は外!」とは唱えません。
 これは昔からの「慣(なら)わし」で、「不動明王」のもとには「鬼」はいないということから唱えないそうです。
 また「成田山新勝寺節分会」は、上記のように「転禍為福」・「五穀豊穣」を願って、「毎年」「立春」の「前日」に催行されています。

| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=1988 |
| 地域情報::成田 | 09:53 AM |

 
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