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2013,10,18, Friday
「第33回成田山雅楽演奏会」(成田市)
author :
犬吠埼観光ホテル
本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」で10月20日(日)に開催されます「第33回成田山雅楽演奏会」です。
「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)は、「成田のお不動さま」の「愛称」で親しまれている「寺院」で、「真言宗智山派」の「大本山」です。
「成田山新勝寺」は、1000年以上の「歴史」をもつ「全国有数」の「霊場」で、「成田」を代表する「観光地」であり、「正月3が日」には約300万人、「年間」約1000万人以上の「参拝客」が訪れます。
「成田山新勝寺」「開山の祖」「寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)」は、延喜16年(918年)に生まれ、天慶3年(940年)「平将門の乱」を鎮めるため「朱雀天皇」の「勅命」により「関東」に下り、この地に「成田山新勝寺」を開山されたそうです。
「寛朝大僧正」は、「皇室」との「血縁」もある大変に「格」の高い「僧侶」で、後に「真言宗」初めての「大僧正」に任じられ、「成田山新勝寺」の他にも「京都」に「遍照寺」を開山しておられます。
「寛朝大僧正」は、当時としては「第一級」の「文化人」で「芸事」にも秀で、「東密声明」の「中興の祖」とも言われています。
「声明(しょうみょう)」とは「日本」の「伝統音楽」のひとつで、「仏典」に「節」をつけて唱え、「儀式」に用いられる「宗教音楽」のことで、「寛朝大僧正」は、「空海」が伝えたものを基礎とした、「真言声明」の「作曲」・「整備」につとめたと言われています。
「成田山新勝寺」では、毎年「10月第3日曜日」に「成田山雅楽部」による「雅楽演奏会」を開催しています。
「成田山雅楽部」は「成田山新勝寺」の「職員」により組織され、「成田山新勝寺」「大本堂」における「特別大護摩供」や「各種大法要」において「奏楽」をしています。
この「成田山雅楽演奏会」(2012年10月19日・2011年10月11日・2010年10月14日のブログ参照)は「入場無料」となっており、このような「本格的」な「雅楽」の「公演」を「目の前」でどなたでもご覧いただくことができるのは、大変貴重な機会と言えます。
「雅楽」は、5世紀前後から「中国」や「南アジア」などの「大陸」から、「儀式用」の「音楽」や「舞踏」が伝わるようになり、大宝元年の「大宝令」によってこれらの「音楽」とあわせて「日本古来」の「音楽」や「舞踏」を所管する「雅楽寮」が創設されたのが始まりであるとされ、現在でも大規模な「合奏形態」で演奏される「伝統音楽」としては「世界最古」の「儀式」であるといわれています。
平安時代中期には、「公家」や「皇族」といった「人達」が「自分」の「趣味」や「教養」のために、「雅楽」を「演奏」をしていたといわれ、現在のように「専門」の「楽師」が演奏するようになったのは、ずっと後の「時代」となってからといわれています。
「第33回目」を迎える今回の「第33回成田山雅楽演奏会」は「2部構成」で、「前半」に「管弦(かんげん)」、「後半」に「舞楽(ぶがく)」をご覧いただけます。
「管弦」は「三管両弦三鼓」の「構成」で、「笙(しょう)」・「篳篥(ひちりき)」・「龍笛(りゅうてき)」の「三管」、「琵琶(びわ)」・「箏(そう)」の「二弦」、「鞨鼓(かっこ)」・「太鼓(たいこ)」・「鉦鼓(しょうこ)」の「三鼓」によって奏され、「舞」を伴わずに「楽器」だけで演奏されます。
「舞楽」とは、「中国」や「朝鮮」から伝わり、平安時代に「宮中」の「式楽」として整えられた「舞」を伴う「音楽」のことです。
「舞楽」では「笙」・「篳篥」・「龍笛」などの「管楽器」と「鉦鼓」・「太鼓」・「鼓(つづみ)」などの「打楽器」にあわせて、「彩り」鮮やかな「衣装」や「面」を「身」にまとい、ひとつひとつの「動作」、「指先」にまで「気持ち」が込められた「雅楽」の「舞」を堪能できるそうです。
「第33回成田山雅楽演奏会」「演目」ですが、「管弦」「雙調」(双調・そうじょう)、「酒胡子(しゅこし)」、「胡飲酒破(こんじゅのは)」、「舞楽」「打球楽(たきゅうらく)左舞」、「還城楽(げんじょうらく)右舞」となっています。
「雙調」(双調・そうじょう)ですが、演奏される「楽曲」の属する「調子」の「雰囲気」を醸し出し、「楽器」の「音程」などを整える「意」を含み演奏される「前奏曲」となる「音取(ねとり)」が、まず始めに演奏されます。
この「音取」では、「笙」・「篳篥」・「龍笛」・「琵琶」・「箏」の「順」に奏されます。
「洋楽」で言う「ハ長調」といった「意味合い」の「調子」が、「雅楽」においては「表調(ひょうじょう)」・「壹越(いちこつ)」・「双調(そうじょう)」・「黄鐘(おうしき)」・「盤渉(ばんしき)」・「太食(たいしき)」というように「六調子」あります。
このうち「双調」は、「双調」という「音」(G音)を「基音」とした「調子」で、「音階」は「平調」(G)・「黄鐘」(A)・「盤渉」(H)・「神仙」(C)・「壹越」(D)・「平調」(E)・「勝絶」(F)となります。
「管弦音義」によりますと、「双調」は「東の方角」「青色」「春」「木」などに当てはめられ、「雅楽」に「なじみ」のない方や「外国人」が聞いた際に、「耳」に「自然」に流れてくるような明るくスッキリとした「印象」の「調子」といわれています。
「酒胡子(しゅこし)」という「曲」は、「中国」「唐代」の「貴人」が「酒」を飲む時に奏されたといわれています。
「日本」に伝わると、「堀河天皇」の頃(1090年)に「双調」から「壱越調」への「移調」も行われ、「法要楽」において「頻繁」に奏されています。
「胡飲酒破(こんじゅのは)」ですが、「胡飲酒(こんじゅ)」は、「別名」で「酔胡楽(すいこらく)」または「宴飲楽(えんいんらく)」などと「古楽書」に記載のある「楽曲」で、「唐楽」での「原曲」は「壱越調」に属しており「舞」が伴います。
今回奏される「双調」に移調された「楽曲」は「舞」を伴いませんが、「林邑八楽(りんゆうはちがく)」(天平8年(736年))8月に、「天竺」(現在の「南インド」)の「婆羅門僧正(ばらもんそうじょう)」の「名」で「有名」な「菩提僊那(ぼだいせんな)」と、「林邑」(現在の「南ベトナム」)の「僧」「仏哲」とが「日本」に渡来し、「大安寺」で「四天王寺」の「楽人」に伝えた「菩薩(ぼさつ)」・「迦陵頻(かりょうびん)」・「抜頭(ばとう)」・「陪臚(ばいろ)」・「万秋楽(まんじゅうらく)」・「蘭陵王(らんりょうおう)」・「安摩(あま)」・「二舞(にのまい)」・「胡飲酒(こんじゅ)」という8つの「楽曲」のひとつに数えられる「雅楽」の中でも大変「有名」な「名曲」です。
「古代中国」で「北方」に位置した「胡国」の「王」が「酒」を飲み、酔って舞った「姿」を「舞」にしたものと伝えられています。
現在伝承されている「楽曲」は、「仁明天皇」の時に改作されたものと言われ、「作曲」は「大戸清上」と伝えられています。
この「曲」の「楽章」は「序」と「破」が伝承されており、「曲姿」は「小曲」・「古楽」で、今回の「演奏会」で奏される「破」は「早四拍子」、「拍子十四」となっております。
「舞楽」は、「伝来系統」などの「歴史的背景」、「音楽」や「美術」(「装束」や「舞台」)などの「古代」の「芸術観」や「美意識」などといった「舞踏」の「様式」によって、「左方の舞」(「略称」は「左舞(さまい、さのまい)」)と「右方の舞」(右舞(うまい))の「2種類」に分類されます。
「古代日本」に伝来した「アジア諸国」の「楽舞」は、9世紀半ば頃には徐々に「日本化」が進み、当時の「宮廷社会」や「寺社」などで演奏される「状況」に適応していく過程で、「中国系統」の「左舞」と、「朝鮮系統」の「右舞」の「2種類」へと「分割再編成」されていったといわれています。
「打球楽(だきゅうらく)左舞」ですが、「唐楽」の「太食調」に属する「楽曲」です。
「曲名」が示すとおり、「舞台」中央に置かれ「五色」に彩色された「木製」の「玉」(球子)を、やはり「五色」に彩色された「毬杖(ぎっちょう)」という「先端」の曲がった「スティック」を持った4人の「舞人」が、「円陣」をなして打つ「姿」をかたどった「舞」です。
「教訓抄(きょうくんしょう)」という「雅楽書」によりますと、往古は80人あるいは40人の「舞人」が「騎馬」でこの「舞楽」を奏したと伝えられておりますので、古くは「イギリス」の「ポロ競技」のような「舞」であったのかもしれません。
「毬杖」を持った4人の「舞人」が「順」に登場し「舞座」に勢揃いすると、「毬杖」を打ち振り「中央」の「球」を打つ様子を表現しながら「円陣」をなして、ある時は外に広がり、ある時は内に寄りながら旋回し、再びもとの「舞座」に戻ると「毬杖」を振る「舞」が繰り返されます。
そして「舞人」の1人が中央に進んで「玉取る手」と称される短い「舞」を舞い、「球」を取って懐に収めて膝退しながら「舞座」に戻ると、「舞人達」は「順」に退場していきます。
「還城楽(げんじょうらく)右舞」ですが、この「曲」が作られた「エピソード」には、「中国」「唐」の「明皇」(玄宗)が「兵」を挙げて「韋后(いこう)」を討って「京師」に還った時に作られたとか、「蛇」を好んで食べる「西夷」の「人」が「蛇」を捕らえて喜び舞う「姿」を模倣してこの「舞」が作られたなど、「諸説」あるといわれています。
「舞人」は、「頬」と「顎」の動く「赤色」の恐ろしい「顔」の「面」をつけ、「環城楽用」の「赤色裲襠装束」という「装束」を「身」につけ、「右手」に「桴(ばち)」を持って舞います。
「舞」の途中では「木製」の「とぐろ」を巻いて「かま首」を持ち上げた「蛇」が、「扇」に乗せられて「舞台」の中央に置いて行かれ、「舞人」はこれを見つけて飛び上がって喜ぶ、という「振り付け」があります。
また「舞」の「後半」には、この「蛇」を「左手」で捕らえて舞い続けます。
「成田山新勝寺」「第33回成田山雅楽演奏会」。
この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「第33回成田山雅楽演奏会」詳細
開催日時 10月20日(日) 13時〜
開催会場 成田山新勝寺 光輪閣4F 光輪の間 成田市成田1
問合わせ 成田山新勝寺 0476-22-2111
備考
「第33回成田山雅楽演奏会」は、「開場」12時00分、「開演」13時00分〜14時30分(終了予定)となっており、「入場」は「無料」となっています。
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