本日ご紹介するのは、近隣市「成田市」「成田山書道美術館」で9月7日(土)〜10月20日(日)の期間開催されます「革新の書人河東碧梧桐展」です。
近隣市「成田市」には、「成田のお不動さま」として親しまれ、「関東三大不動」のひとつである「成田山新勝寺」(2010年11月14日・15日・16日のブログ参照)があります。
「成田山新勝寺」は、「寛朝大僧正」が天慶3年(940年)に開山した「真言宗智山派」の「大本山」で、「御本尊」の「不動明王」は、平安時代、「嵯峨天皇」の「勅願」により「弘法大師」が「一刀三礼」、「敬慮」な「祈り」を込めて彫り「開眼」したといわれており、「朝夕」に「天下泰平」・「五穀豊穣」・「万民豊楽」の「護摩法」を修せられた「霊験」あらたかな「ご尊像」です。
「成田山新勝寺」の「縁起」ですが、「朱雀天皇」の天慶2年(939年)、「平将門の乱」「平定」の為、「寛朝大僧正」によりまして「当地」に遷座し、「成田山新勝寺」が開山されたそうです。
「成田山新勝寺」の「境内」には、広々とした「緑」豊かな「東京ドーム」約3.5個分(16万5000平方m)にも及ぶ「成田山公園」(2011年11月8日・2010年11月12日のブログ参照)があります。
「成田山公園」は「仏教」の生きとし生けるもの「すべての生命」を尊ぶという「思想」が組み入れられ、「不殺生」を表す尊い「生命」をはぐくむ「場」となっています。
「成田山公園」では、「梅」・「桜」・「藤」・「菊」・「紅葉」など「四季折々」の「姿」を観ることができ、また「公園内」「各所」には「松尾芭蕉」や「高浜虚子」など「著名」な「文人たち」の「句碑」があり、「先人」の「足跡」を感じることができます。
「成田山新勝寺」「境内」の広々とした「緑」豊かな美しい「成田山公園」を散策し、「園内」の「一角」「三の池」の「畔(ほとり)」に「成田山書道美術館」(2011年6月5日のブログ参照)が建てられています。
「成田山書道美術館」は、「興教大師」の「850年御遠忌」を記念して平成4年(1992年)に設立され、「(財)成田山文化財団」によって運営されています。
「成田山書道美術館」は、「幕末」から「現代」までの「書蹟」を「収蔵品」の中心としている「専門美術館」ですが、「地域」の方々や「書」に親しみのない方々でも気軽に足を運んでいただけるよう、「絵画」や「工芸」など他の分野の「展示」も併せて行っています。
「成田山書道美術館」ですが、「近現代」の「書蹟」の「収蔵」では「質量」とも「郡」を抜いており、これらを生かした「展示」・「普及」・「研究活動」が行われています。
「成田山書道美術館」では「テーマ」を変えながら「年間」6〜7回展示を行っています。
「成田山書道美術館」は、「近現代」の「書作品」を常に鑑賞できる「美術館」は「全国」でも少なく、「書」をより多くの方々に理解し、「館内」は楽しんでいただける「展示」がされています。
「革新の書人河東碧梧桐展」ですが、「成田山書道美術館」の「展覧会」で9月7日(土)から10月20日(日)の「期間」開催されます。
「河東碧梧桐」氏は、「愛知県」「松山市」に生まれ、「正岡子規」氏に「俳句」を学び、「高浜虚子」氏とともに「子規門」の「双璧」として知られていたそうです。
「子規」没後、「新傾向俳句運動」に邁進した「河東碧梧桐」氏は、「定型」や「季題」にとらわれない「斬新」な「俳風」で「当時」の「俳壇」に大きな「影響」を与えました。
「河東碧梧桐」氏は、「俳句」のみならず、「洋画家」の「中村不折」氏らと結成した「龍眠会」で「中国の書」を研究、「爨宝子碑」や「中岳嵩高霊廟碑」、更には「漢」の「木簡」を「根底」におく「その書」もまた、強い「個性」を持つものとして知られています。
「河東碧梧桐」氏の「書」は当時、「中国学者」の「内藤湖南」氏や「犬養木堂」氏といった「知識人」に「否定的」な「見方」をされていました。
しかしその「反響」は、当時から際立つ「河東碧梧桐」氏の「書」の「存在感」を改めて想起させるものだそうです。
「革新の書人河東碧梧桐展」は、「独創的作家」のひとり、「河東碧梧桐」氏の「書の魅力」を改めて感られる「展覧会」だそうです。
「書」の「専門美術館」「成田山書道美術館」で開催される「河東碧梧桐」氏の「書の魅力」が感じられる「書」の「展覧会」「革新の書人河東碧梧桐展」。
この機会に「成田市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「革新の書人河東碧梧桐展」詳細
開催期間 9月7日(土)〜10月20日(日)
開催会場 成田山書道美術館 成田市成田640
開館時間 9時〜16時 (入館は〜15時半)
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 大人 500円 大高生 300円
問合わせ 成田山書道美術館 0476-24-0774
備考
「成田山書道美術館」では、「革新の書人河東碧梧桐展」の開催期間中に「講演会」を行うそうです。
「講演会」の「演題」は「革新の書人 河東碧梧桐」で、「講師」は「島田三光」氏(書家・日展会友)で、「開催日時」は9月23日(祝・月)13時30分から、「講演会」の「定員」ですが「200名」(当日先着順)となっています。
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地域情報::成田 | 01:45 PM |