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「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明(てんだいしょうみょう)と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」(香取市)
 本日ご紹介するのは、となりまち「香取市」「香取市佐原文化会館」で6月29日(土)に開催されます「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明(てんだいしょうみょう)と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」です。

 「香取市」は、「千葉県」の「北東部」に位置し、「北部」は「茨城県」と接しています。
 「香取市」は、「首都」「東京都」から70km圏にあり、「世界」への「玄関口」「WORLD SKY GATE」「成田国際空港」(2012年12月10日のブログ参照)から15km圏に位置しています。
 「香取市」「北部」には「水郷」の「風情」が漂う「利根川」(2011年10月9日のブログ参照)が「東西」に流れ、その「流域」には「水田地帯」が広がり、「南部」は「山林」と「畑」を中心とした「平坦地」で「北総台地」(下総台地)(2012年7月10日のブログ参照)の「一角」を占めています。

 「香取市」は、「日本」の「原風景」を感じさせる「田園」・「里山」や、「水郷筑波国定公園」(2012年8月3日のブログ参照)に位置する「利根川」周辺の「自然景観」をはじめ、「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)のひとつ「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)、「舟運」で栄えた「佐原のまち」には「日本」で初めて「実測日本地図」を作成した「伊能忠敬」(2011年3月5日のブログ参照)の「旧宅」(国指定史跡)(2012年2月24日のブログ参照)、江戸時代から昭和初期に建てられた「商家」や「土蔵」が現在もその「姿」を残し、「関東地方」で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されるなど、「香取市」は「水」と「緑」に囲まれ、「自然」・「歴史」・「文化」に彩られた「まち」です。

 「香取市」では、「行事」も「年間」を通して盛んに行われ、4月には「小見川城山公園(おみがわじょうやまこうえん)」(2011年2月26日のブログ参照)や「佐原公園」(諏訪公園)(2012年2月17日のブログ参照)を初めとする「香取市内」各所に「桜」(2012年3月25日・2013年3月31日のブログ参照)(2012年3月24日・2013年3月30日のブログ参照)が咲き誇り、6月には「東洋一」の「規模」を誇る「水郷佐原水生植物園」(2012年4月26日・5月24日のブログ参照)において、400品種150万本の「花菖蒲」(2011年5月27日のブログ参照)が色とりどりに咲き誇ります。
 「香取市」は、「夏」(7月)(2011年7月11日・2012年7月9日のブログ参照)と「秋」(10月)(2011年10月3日・2012年10月10日のブログ参照)には「佐原囃子」(2012年2月23日のブログ参照)の「調べ」に乗って「山車」(2013年1月2日のブログ参照)が「香取市内」を曳き廻される「勇壮絢爛(ゆうそうけんらん)」な「佐原の大祭」(国指定重要無形民俗文化財)(2011年7月13日のブログ参照)が「盛大」に開催されるほか、「関東」でも「有数」の「歴史」と「規模」を誇る「水郷おみがわ花火大会」(2010年7月28日・2011年6月28日・7月28日・2012年7月29日のブログ参照)や「黒部川」(2012年3月10日のブログ参照)での「水上スポーツ」(2012年7月14日・10月5日のブログ参照)も盛んに行われています。

 「天台声明」ですが、「声明」とは「仏教儀式」に用いられる「仏教音楽」で、本来は「インド」において「仏教」が起こる以前の「バラモン僧」が学ぶべき「学問」のひとつ(音韻学)であったそうです。
 それらが「中国」を経由して「日本」にもたらされ現在のような「声明」が出来上がったそうです。
 従って「サンスクリット語」(古代インド語)・「漢語」・「日本語」(和讃)などの「声明」があって興味深いです。
 「声明」はほとんどが「ほとけ」の「名」や「経文」に「音楽的」な「節」をつけて唱えることをいいますが、後には「仏教」の「教え」の「内容」や、「高僧」の「人」となりを讃える「声明」も作られたそうです。
 これらの「声明」は後に「日本文化」に深く溶け込み、「浄瑠璃(じょうるり)」、「長唄」、「能楽」、「謡曲」等、現在の「歌謡曲」にまで「影響」を及ぼしたとされ、今日まで「伝統」を「正確」に伝承しているのは、「天台声明」と「真言声明」といわれています。

 「雅楽」とは、古来から「わが国」で培われてきた「音楽」と、奈良時代前頃より順次伝えられた「大陸各地」の「音楽」とが融合し、平安時代に整えられたものをいい、いわば、「千年前の音色」といえます。
 「雅楽」は、「宮廷」の「祭祀」や「貴族」の「たしなみ」に、また「寺院」や「神社」の「宗教儀礼」に取り入れられ、連綿と受け継がれてきました。
 かつて「雅楽」は、「宮中」をはじめ、限られた場面でしか「演奏」されることがありませんでしたが、「明治維新」以降は、「民間」でも習得できるようになり、今日では、単に「儀礼音楽」としてだけでなく、「伝統芸術」としても「脚光」を浴び、「マスコミ」等でも取り上げられる機会が増えています。
 「雅楽」は、「演奏形式」から、「管弦(かんげん)」、「謡物(うたいもの)」、「舞楽(ぶがく)」の3つにわけられます。

 「管弦」とは、「洋楽」の「オーケストラ」に相当する「演奏形態」で、通常は、「管楽器」各3人、「弦楽器」各2人、「打楽器」各1人の計16人で奏されます。
 「謡物」は、「声楽曲」のことで、古くから「わが国」に伝わる「神楽(かぐら)」、平安期に「風俗歌」をもとにつくられた「催馬楽(さいばら)」、「漢詩」に「節」をつけて謡う「朗詠(ろうえい)」などがあり、「雅楽器」の「伴奏」にあわせてうたいます。
 「舞楽」は、「雅楽」の「伴奏」にあわせて、「舞」を舞うもので、「管弦」に比べ、やや早い「テンポ」で奏されます。

 現在「香取市」は、「東日本大震災」から早2年が過ぎましたが、いまだに「香取市内」あちらこちらで「復旧工事」が行われているそうです。
 そこで、「香取市」では、「NPO法人全日本やさしい仲間の会」の「皆さん」が主催、「香取市」、「香取市教育委員会」後援で、「地域活性化事業」として「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」を開催することになりました。
 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」は、「第一部」「天台声明」、「第二部」「雅楽」、「第三部」「天台声明」と「雅楽・舞楽」との「コラボレーション」での「三部構成」での「公演」となっています。
 ちなみに、「声明」と「雅楽」と「舞楽」(舞)は奈良時代752年(仏教伝来200年)に「東大寺」の「大仏開眼供養」の「大法要」が営まれ、披露されたそうです。
 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」は、「東日本大震災三回忌法要」そして「一日」でも早い「復興」とひとときの「安らぎ」や「心」の「癒し」等をもたらし明るい「未来」への「希望」となるような「公演」として行われるそうです。

 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」は、一日2回公演で「昼の部」は13時30分「開場」14時「開演」、「夜の部」は17時30分「開場」18時「開演」となっています。
 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」の「雅楽」は「天理教深川雅楽会」、「舞楽」は「胡飲酒」、「天台声明」は、「大正大学」「天台学研究室」の皆さんが奏され、「舞」を披露されるそうです。
 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」は、「全席自由席」で「入場料」は各3000円だそうです。

 「香取市佐原文化会館」で開催される「地域活性化事業」「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」。
 この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?

 「〜東日本大震災三回忌法要公演〜天台声明と雅楽・舞楽の共演」「心の響きの世界」詳細

 開催日時 6月29日(土) 「昼の部」13時半(開場) 14時(開演) 「夜の部」17時半(開場) 18時(開演)

 開催会場 香取市佐原文化会館 香取市佐原イ211

 問合わせ 香取市佐原文化会館 0478-55-1161

 備考
 「声明」、「雅楽」、「舞楽」は、千二百年の「歴史」を持つ「世界最古」の「オーケストラ」ともいわれているそうです。





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