本日二つ目にご案内するのは、となりまち「香取市」「香取神宮」「境内」「香取護国神社」で3月17日(日)に開催されます「香取護国神社春季大祭」です。
「香取神宮」(2010年11月5日・6日のブログ参照)は、「創建」「神武天皇の御代18年」と伝えられ、「香取神宮」の「御祭神」は「日本書紀」の「国譲り神話」に登場します「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」です。
「香取神宮」の「旧社格」は「官幣大社」、現在は「神社本庁」の「別表神社」で、「香取神宮」は、「関東地方」を中心として「全国」に約400社ある「香取神社」の「総本社」です。
「香取神宮」は、「茨城県」「鹿嶋市」の「鹿島神宮」(2010年11月8日・9日・10日のブログ参照)、「茨城県」「神栖市」の「息栖神社(いきすじんじゃ)」(2010年11月7日のブログ参照)とともに「東国三社」(2010年10月23日のブログ参照)の「一社」で、「宮中」の「四方拝(しほうはい)」で遥拝される「神社」です。
「香取神宮」は「下総国一宮」で、明治以前に「神宮」の「称号」を与えられていたのは、「伊勢神宮」、「香取神宮」、「鹿島神宮」のみという「日本屈指」の「名社」です。
「香取神宮」「本殿」・「中殿」・「拝殿」が連なる「権現造」の「社殿」は、「鹿皮」のような「色」をした「桧皮葺」の「屋根」に「黒塗り」の「姿」が実に美しい「建造物」になっています。
また「香取神宮」「宝物」の中には、「国宝」の「海獣葡萄鏡(かいじゅうぶどうきょう)」や「重要文化財」の「小瀬戸横桶釉狛犬(こせとおうゆうこまいぬ)」、「双竜鏡(そうりゅうきょう)」などがあり、「国」・「県指定」の「文化財」だけでも200点余を所蔵・所有しています。
「香取神宮」「境内」には、「摂社」、「末社」が多く祀られており、「摂社鹿島新宮」、「摂社奥宮」、「摂社匝瑳神社」、「末社六所神社」、「末社桜大刀自神社」、「末社烈々神社」、「末社市神社」、「天降神社」、「末社馬場殿神社」、「末社日神社」、「末社月神社」、「末社押手神社」、「末社璽神社」、「末社大山祇神社」、「末社諏訪神社」などを祀っており、「香取神宮」「参道」の「左手」に「香取護国神社」が祀ってあります。
「護国神社」は、明治時代に「日本各地」にされた「招魂社」が、1939年(昭和14年)の「内務省令」によって一斉に改称して成立した「神社」です。
「招魂社」の「名称」は、「招魂」が「臨時」・「一時的」な「祭祀」を指し、「社」が「恒久施設」を指すため、「名称」に「矛盾」があるとして、「護国神社」に改称されています。
「香取護国神社」は、上記のように「香取神宮」「参道」「左手」にあり、昭和21年9月に創建されました。
「香取護国神社」は、明治以降の「国難」に殉じた「香取郡」出身の「御霊」を「御祭神」としています。
「香取護国神社」では、「春」・「秋」、二度の「例祭」(大祭)が行われていおり、この度(たび)ご案内する「香取護国神社春季大祭」が行われます。
「香取護国神社春季大祭」では、「日清日露」の「戦役」から、先の「大戦」で散華された「香取郡市」出身の「戦没者」の「英霊」をお祀りする「香取護国神社」の「春季大祭」が斎行されます。
「香取護国神社春季大祭」当日は、「香取神宮」の「巫女」による「浦安の舞」を奉奏するそうです。
「香取護国神社」で奉奏される「浦安の舞」は、「御霊」を「お慰め」するため行われるそうです。
「浦安の舞」は、「昭和天皇」の「御製」を「元」にした「神楽舞」で、「世界」の「恒久平和」を祈る「舞」だそうです。
なお「香取護国神社春季大祭」は、どなたでも「御参列」することが出来るそうですので、希望の方は「香取神宮」「社務所」までお問い合わせ下さいとのことです。
「日本屈指」の「名社」「香取神宮」「境内」に鎮座する「香取護国神社」で開催されます「行事」「香取護国神社春季大祭」。
この機会に「香取市」に訪れてみてはいかがでしょうか?
「香取護国神社春季大祭」詳細
開催日時 3月17日(日) 11時〜
開催会場 香取神宮 香取市香取1697
問合わせ 香取神宮 0478-57-3211
備考
「香取護国神社春季大祭」が行われる「香取神宮」では、旧「参道」脇の「紅梅」、「白梅」が開花したそうです。
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地域情報::香取 | 06:02 PM |