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2011,10,11, Tuesday
「第31回成田山雅楽演奏会」(成田市)
author :
犬吠埼観光ホテル
本日ご案内するのは、近隣市「成田市」「成田山新勝寺」で今週末の10月16日(日)に開催されます「第31回成田山雅楽演奏会」です。
「成田山新勝寺」では、毎年10月第3日曜日に「成田山雅楽部」による「雅楽演奏会」を開催しています。
「成田山雅楽部」は「成田山新勝寺」の職員により組織され、元「宮内庁」「首席楽長」の「東儀俊美」先生、「雅楽道友会」の指導を仰ぎ、31回目を迎える今回の「演奏会」は「管弦(かんげん)」と「舞楽(ぶがく)」になります。
「管弦」とは、「笙(しょう)」・「篳篥(ひちりき)」・「龍笛(りゅうてき)」の「三管」、「琵琶(びわ)」・「筝(そう)」の「二弦」、「鞨鼓(かっこ)」・「太鼓(たいこ)・鉦鼓(しょうこ)」の「三鼓」によって奏され、「舞」を伴わずに「楽器」だけで演奏されます。
「舞学」とは、中国や朝鮮から伝わって、平安時代に宮中の式楽として整えられた「舞」を伴う音楽のことです。
「成田山雅楽演奏会」では、「笙」・「篳篥」・「龍笛」などの「管楽器」と「鉦鼓」・「太鼓」・「鼓(つつみ)」などの「打楽器」によって奏でられる雅(みやび)な「音色」と古(いにしえ)から受け継がれた「舞」をご堪能できる催しとなっています。
「管弦」には「音取(ねとり)」・「五常楽急(ごしょうらくのきゅう)」・「三臺塩急(さんだいのきゅう)」があります。
「音取」とは、演奏する楽曲の属する調子の雰囲気を醸し出し、楽器の音程などを整える意を含み演奏される短い「前奏曲」です。
「笙・篳篥・龍笛・琵琶・筝」の順に奏し、「表調(ひょうじょう)・壹越(いちこつ)・双調(そうじょう)・黄鐘(おうしき)・盤渉(ばんしき)・太食(たいしき)」の調子があります。
「五常楽急」は、「孔子」の教えである、人の踏み行くべき道徳の「仁・義・礼・智・信」五つの道を、「雅楽」の「宮(きゅう)・商(しょう)・角(かく)・徴(ちょう)・羽(う)」の五つの音に当てて作られた曲だそうで、別名「礼儀楽(れいぎらく)」ともいわれています。
「五常楽」は、「序」・「破」・「急」の三つの楽曲からなり、「唐」の「貞観年間」(627年〜649年)に「大宗」が作ったものといわれています。
「三臺塩急」は、「一名天寿楽(てんじゅらく)」ともいわれ、「唐」の「則天武后」が「遊仙窟」という物語を曲に表したものといわれています。
「犬上是成」により伝えられ、「舞」もありましたが、現在では絶えてしまい、「急」の「楽曲」のみが残されているそうです。
「舞楽」には、「青海波(せいがいは)」と「抜頭(ばとう)」があります。
「青海波」とは、「中国西域地方」からの伝来といわれ、平安時代の「楽人」「和邇部太田麿(わにべのおおたまろ)」・「学者」「漢詩人」「良岑安世(よしみねのやすよ)」等によって「仁明天皇」の御代に改修されたものされています。
「舞」は「波」に
関連のある振りが多く、中でも「男波(おなみ)」、「女波(めなみ)」の振りは「波返し」ともいわれ、有名な型とされています。
「装束(しょうぞく)」は天皇の色といわれる「麹塵色(きくじんしょく)」の「疱(ほう)」を用い、「舞楽装束」の中で最も美しいものといわれています。
「抜頭」とは、「聖武天皇」の時代に、「林邑僧仏哲(りんゆうそう・ぶってつ)」により、伝えられた「曲」だそうです。
「親」を襲った「獣」が「子」が退治して喜ぶ様を「舞楽化」したものと伝えられています。
「舞容」は「赤面」を付け、「桴(ばち)」を持ち、勇壮に舞う「走舞(はしりまい)」だそうです。
「林邑乱声(りんゆうらんじょう)」にて、一人の「舞人」が登台し、「出手(でるて)」を舞い、「桴」を置いてのち「抜頭音頭」、「当曲」(抜頭)を舞い、「吹止句(ふくどめく)」にて終了します。
「装束」はこの「舞」だけの「別様装束」が用いられます。
「雅楽」は、5世紀前後から「中国」や「南アジア」などの大陸から、儀式用の「音楽」や「舞踏」が伝わるようになり、大宝元年の「大宝令」によってこれらの「音楽」とあわせて「日本」古来の「音楽」や「舞踏」を所管する「雅楽寮」が創設されたのが始まりであるとされ、現在でも大規模な「合奏形態」で演奏される「伝統音楽」としては世界最古の様式であるといわれています。
平安時代中期には、「公家(くげ)」や「皇族」といった人達が自分の趣味や教養のために、「雅楽」「演舞」をしていたといわれ、現在のように専門の「楽師」が演奏するようになったのは、ずっと後の時代になってからといわれています。
「成田山新勝寺」「開山の祖」である「寛朝(かんちょう)大僧正」も、「雅楽」に大変堪能であったと伝えられています。
「成田山」は、こうした深い縁によってつながりのある「雅楽」という「伝統芸能」を、長い間大切に受け継いできたそうです。
日常では身近に目にすることができない「日本」の古き良き歴史と文化を感じさせてくれる「雅楽」の「調べ」と「舞い」が堪能できる「成田山雅楽演奏会」。
この機会に「成田山新勝寺」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
「第31回成田山雅楽演奏会」詳細
開催日時
開演 10月16日(日) 13時〜14時半(終了予定)
開場 正午
開催会場 成田山新勝寺 光輪閣4階 光輪の間
成田市成田1
入場料 無料
「成田山雅楽演奏会」演目
「管弦」 3曲
「音取」 「五常楽急」 「三臺塩急」
「舞楽」 2曲
「青海波」 「抜頭」
問合わせ 0476-22-2111
備考
「第31回成田山雅楽演奏会」の行われます「成田山新勝寺」では、毎年10月中旬〜11月中旬にかけて「菊花大会」が開催されています。
明治16年より続く「伝統行事」なのだそうです。
| http://www.inubou.co.jp/blog/index.php?e=711 |
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地域情報::成田
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